DICTがタイのマヒドン大学や公的機関と連携協議 共同研究などを検討
社会実験コミュニティ「DICT」および教育コミュニティ「DICT Education DAO」のメンバーは、2026年7月23日から25日にかけてタイ・バンコクを訪問しました。マヒドン大学経営大学院(CMMU)、タイ首相府傘下の公的機関であるOKMDおよびCEAと、国際共同研究、教育プログラム、人材交流に関する協議を行いました。
今回の訪問では、AI時代における「好奇心を起点とした学びとイノベーション創出」を共通テーマに、教育プログラムやワークショップ、起業家育成、クリエイティブコンテンツ開発など、社会実装を見据えた日タイ連携の可能性を検討しました。
マヒドン大学経営大学院(CMMU)では、同大学准教授のKittichai Rajchamaha博士らと、イノベーション、起業家教育、AI活用、好奇心を起点とした人材育成について意見を交換しました。
協議では、日タイ双方の教育現場やコミュニティを対象に、個人の好奇心や内発的動機が学習行動、協働、新規事業の創出に与える影響を検証する共同研究の可能性を検討しました。今後は研究テーマ、対象者、調査手法、実施体制などを具体化し、共同調査や実証プログラムの設計を進める予定としています。
なお、CMMUは国際的なビジネス教育認証であるAACSB、AMBA、BGAの認証を受けており、国連グローバル・コンパクトが支援するPRMEの2023年Champions cohortにも選出されています。
OKMDおよびCEAと学習・クリエイティブ分野で連携検討
タイ首相府傘下の公的機関であるOffice of Knowledge Management and Development(OKMD)との協議では、組織の枠に限定されない学習コミュニティの形成や、AI時代に必要な創造性の育成、多世代・多分野の参加者が共に学ぶプログラムの可能性について意見を交わしました。今後はワークショップやフィールドワーク、オンライン交流を組み合わせた共育共創プログラムの実施可能性を検討します。

また、タイ首相府の監督下にあるCreative Economy Agency(CEA)とは、日本とタイのクリエイターや起業家を接続するプログラム、クリエイティブコンテンツの共同開発、地域資源を活用した新規事業、AIと人間の創造性を組み合わせたプロジェクトについて協議を行いました。
協議を踏まえ4つの取り組みを推進

今回の協議を踏まえ、DICTおよびDICT Education DAOは関係機関との調整を進めながら、以下の取り組みを具体化していく方針です。
- 好奇心とイノベーションに関する日タイ共同研究の設計
- AI時代の共育共創プログラムの開発
- 学生・研究者・実践者・クリエイターの国際交流
- 研究成果の社会実装と国際発信

DICTの概要
DICTは、2022年に社会物理学者の山本晋也氏によって創設されたコミュニティです。Web 3.0とDAOを基盤に、デザイン、イノベーション、共創、テクノロジーを軸とした社会実験を通じて新規事業などを創出しており、これまでに19社の法人が誕生しています。運営会社は株式会社 Link & Innovationです。

本記事はDICT(株式会社 Link & Innovation)の発表をもとに作成しています。
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