Keeper Security、北米民間と公共部門の統括SVPに2名を任命
アイデンティティセキュリティおよび特権アクセス管理を提供するKeeper Security APAC株式会社は、民間部門担当の北米営業シニアバイスプレジデント(SVP)にジェシカ・クロウェル氏、公共部門担当SVPにビル・グラブナー氏が就任したと発表しました。両名は最高収益責任者(CRO)のティム・ストリックランド氏のもとで、同社の市場開拓体制の強化と拡大を担います。今回の人事は、同社が国際的な市場分析において高い成長率を評価されたことを受けて実施されました。

新任SVPの経歴と市場開拓の体制
民間部門を担当するクロウェル氏は、アイデンティティおよびアクセス管理(IAM)分野で20年近くの経験を持ち、CyberArkでのインサイドセールス・グローバルVPやDelineaでのグローバル営業開発担当VPなどを歴任しました。公共部門を担当するグラブナー氏は、連邦政府などの公共部門で20年以上にわたり営業組織を率い、直近ではJMA WirelessのSVP兼ジェネラルマネージャーを務めたほか、Ribbon Communications、Cisco、BroadSoftで要職を務めた実績があります。
両名は、中堅企業や大企業、連邦をはじめとする政府機関を管轄し、主要地域における市場開拓チームの支援と事業規模の拡大を推進します。
Keeperは2025年の売上高で前年比53.4%の成長を記録し、セキュリティソフトウェア市場全体の平均成長率である15.5%の3倍超を達成しました。Gartnerが発表したレポート「Market Share Analysis: Security Software, Worldwide, 2025」の分析において、同社はGoogleに次ぐ世界第2位の急成長セキュリティソフトウェア企業として位置付けられています。
同レポートによると、世界セキュリティソフトウェア市場は1,110億ドル規模に達しており、上位企業の成長要因として、断片化した単機能製品から統合基盤への移行が進むプラットフォーム統合の動きが挙げられています。
統合アイデンティティ管理基盤の展開
同社が提供するアイデンティティセキュリティプラットフォームは、パスワードやパスキー、特権セッション、シークレット、エンドポイント特権の各管理機能を、クラウドネイティブなゼロ知識アーキテクチャに統合しています。さらに組み込み機能のKeeperAIにより、人間のユーザーに加えてAIエージェントやマシン、非人間型アイデンティティ(NHI)に対するアクセス統制とリアルタイムの脅威検知を行っています。
Keeperが2026年に実施した調査では、特権アクセス管理(PAM)ソリューションを完全に導入済みと回答した企業は36%にとどまり、64%は特権アクセスガバナンスを完全に統合できていない実態が明らかになっています。同社はこれらの課題に対し、可視性と統制力を高めた統合ソリューションの導入拡大を進める方針です。
本記事はKeeper Security APAC株式会社の発表およびGartnerの公表資料をもとに作成されています。
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