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とちぎアニマルセラピー協会、読書犬の大学共同研究でCFを9月3日開始へ

栃木県鹿沼市のNPO法人「とちぎアニマルセラピー協会」は、図書館などで取り組んできた「読書犬活動」について大学との共同研究に着手します。これに伴い、研究資金を募るクラウドファンディングを「READYFOR」にて2026年9月3日10時から開始する予定です。

経験則から科学的検証へ 大学との共同研究に着手

読書犬活動は、子どもが犬のそばで本を声に出して読む取り組みです。海外では1999年から米国の団体などで体系的な実践が行われており、読書環境や子どもの行動・感情面に好ましい変化をもたらす可能性が示されている一方、既存研究の質や因果関係の証明には課題があるとされています。日本国内でも実践はあるものの、研究の蓄積は限られている状況です。

2026年に設立10周年を迎える同協会は、これまで県内複数の図書館などで読書介助犬(ライブラリードッグ)の育成や活動を展開してきました。現場で培った「犬の隣では子どもが自発的に本を開くことがある」といった経験を研究へつなげるため、大学の研究者とともに実証的な検討を進めることになりました。

研究テーマと活動における犬の福祉への配慮

今回の共同研究では、犬が同席することによる子どもの不安や緊張の変化、自発的な読書意欲、読むことに対する自己認識、犬が「評価しない聞き手」として果たす役割などを検証する方針です。研究設計やデータ分析は大学側が担当し、同協会は現場での活動実施や安全・衛生管理などを担います。なお、共同研究先の大学名および担当研究者名は、募集段階では非公開とされています。

また、研究および活動の前提として、参加する犬の福祉にも配慮されます。すべての犬が適しているわけではないため、適性や健康状態、ストレスの兆候を確認し、健康管理や休憩時間の確保などを徹底したうえで実施するとしています。

同協会の理事長は、これまでの活動経験を踏まえ「犬は本当に子どもにとって『評価しない聞き手』になれるのか。研究を通じて一つずつ確かめ、その結果を次の実践につなげたいと考えています」とコメントしています。

共同研究の立ち上げに必要な費用を確保するため、クラウドファンディングが実施されます。

  • プロジェクト名:犬は「評価しない聞き手」になれるか。大学と共同研究。
  • 募集期間:2026年9月3日10:00~10月8日23:00(35日間)
  • 目標金額:50万円(All or Nothing方式)
  • 資金使途:共同研究の開始に必要な研究費等(目標達成後は健康管理や活動実施、成果発信等の費用へ充当)
  • プロジェクトページ:https://readyfor.jp/projects/reading-dog-research

※本プロジェクトは、2026年夏に鹿沼市で実施されたガバメントクラウドファンディングとは目的・資金使途の異なる別事業です。

得られた知見は協会内にとどめず、支援者や一般への成果報告をはじめ、図書館や学校向けの資料作成、報告会、学会発表などを通じて社会へ還元していく計画です。

NPO法人栃木アニマルセラピー協会について

  • 法人名:NPO法人栃木アニマルセラピー協会
  • 所在地:栃木県鹿沼市府中町102-28
  • 公式サイト:https://アニマルセラピー.jp

本記事はNPO法人とちぎアニマルセラピー協会の発表をもとに作成しました。

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