東京国際フォーラムで子どもの可能性を広げる無料イベント

一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所は、8月8日の「アンコンシャスバイアスに気づこう!の日」に合わせて、小学生を対象とした無料イベント「ハットニャール博士の研究所 in 東京国際フォーラム ~アンコンシャスバイアスに気づく”6つのとびら”~」を東京国際フォーラムで初開催する。

このイベントでは、6つの企業・団体が提供する”6つのとびら”を通して、子どもたちが自分や他者に対する無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)に気づき、ものの見方が変わるきっかけを提供する。これにより、「どうせ私には無理だ」といった思い込みから「私にもできるかもしれない!」と可能性を感じたり、「相手の立場で考えてみよう」という心が育まれることを目指している。

イベントは2部制で、各回定員150名の小学生が参加可能。6つのとびらの中から、当日の抽選で3つのとびらを体験できる。とびらの内容は、味覚の秘密、物語、かるた、性別、お菓子など多岐にわたり、子どもたちに「ハッ!」とする体験を提供する。

主催者の一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所代表理事の守屋智敬氏は、「子どもたちの可能性が広がるきっかけづくりをめざしたい」と述べ、参加者だけでなく保護者や引率者にとっても可能性が広がる機会になることを願っている。

また、大丸有SDGs ACT5実行委員会も共催し、次世代を担う子どもたちがダイバーシティ&インクルージョンを進めた未来や社会の担い手となることを期待している。

一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所は2018年8月8日に設立され、これまでに全国50校以上の小・中学校でアンコンシャスバイアス授業を提供。授業後の感想文から、子どもたちの意識変容の手応えを感じているという。