海外取引リスク排除へ、RemitAidとTooonが提携
グローバルマルチ決済プラットフォーム「RemitAid(レミットエイド)」を提供している株式会社RemitAidは、Tooon株式会社と海外ラクヤス振込サービス事業においてアライアンス連携を開始すると発表した。この提携により、RemitAidの現地口座を用いた「海外ラクヤス振込サービス」事業におけるソリューションをTooonに提供し、Tooonの顧客に案内される。
Tooonの顧客は、受注窓口の作成、案件や取引の管理、請求書の発行といった事務処理業務サービスに加え、RemitAidが提供する海外ラクヤス振込サービスを利用可能に。これにより、海外に現地法人と口座を持っているかのように現地で振込のみでの取引ができる。
本提携の目的は、国際輸出をする際の海外企業との取引におけるリスクを排除し、世界に挑戦する個人事業主をサポートすることだ。
RemitAidの海外ラクヤス振込サービスでは、現地に支社を創ることなく海外に口座を持つことが可能となり、取引を滑らかに実施することが可能。同社では、海外取引における決済問題を解決するため、現地でのデジタルに対応した決済サービスを導入している。
このサービスを利用することで、顧客および海外取引先の手数料とオペレーションコストを最小化し、取引先単位で口座を払い出すため入金確認や消込のための作業を最小化。また、取引の情報を一覧で管理できるため部署間でのコミュニケーションコストも最小化できるという。
現在、RemitAidの現地での決済が可能な国と通貨は、アメリカ合衆国(USD)、シンガポール(SGD)、香港(HKD)、オーストラリア(AUD)、イギリス(GBP)、ユーロ圏(EUR)、カナダ(CAD)となっている。
RemitAidは、「世界に挑む日本を支える」をビジョンに掲げ、海外企業との取引を簡単にすることを目指している。