浴衣を着ていて困ることは? インターネットで調査

株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」が、「浴衣」に関するアンケート調査を実施した。調査は2024年6月にインターネットで行われ、浴衣を持っている20代から50代以上の女性200人を対象とした。

調査によると、浴衣を着る機会として最も多かったのが「花火大会(63%)」で、次いで「夏祭り(51.5%)」という結果だった。特別なイベントの際に着用する人が多いようだ。

持っている浴衣の金額は、「5千〜1万円(35.5%)」が最も多く、次いで「1万〜1.5万円(21.5%)」となった。近年はリーズナブルな価格の浴衣も増えており、手に入れやすくなっている。

一方、浴衣を着る際の悩みや困ることとしては、「着崩れてしまう(56%)」が最多で、次いで「着付けが自分でできない(54.5%)」という結果だった。着付けが上手くできなかったり、着崩れしてしまうことが多いようだ。

具体的なエピソードとしては、「歩いている途中で帯が歪んできて着崩れてしまう。自分では着付けできないので不恰好のまま探すしかないので恥ずかしい」(30代女性)、「着付けが自分でできないと気軽に浴衣を着ることができない。人に頼んだり着付けのお店に行くのが面倒になる」(30代女性)などの意見が寄せられた。

また、「トイレに行きにくい」「下駄が痛い・疲れる」「動きにくい」「ヘアスタイルが決まらない」「汗対策が面倒」などの悩みも挙げられた。

浴衣は日本の伝統的な夏の装いだが、着付けや着崩れ、動きにくさなどの課題もあるようだ。しかし、花火大会や夏祭りなどの特別な機会に着ることで、夏の風物詩を楽しむ人も多いのではないだろうか。