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猛暑で歩数減の7割超が不調を実感 クラシエ薬品が隠れ運動不足を調査

クラシエ薬品は、全国の20代から60代の男女600名を対象に実施した「夏の隠れ運動不足に関する実態調査」の結果を公表した。記録的な猛暑に伴う外出控えによって歩数が減少した人のうち、7割以上が心身の不調を感じている実態が明らかになった。同社は調査結果とともに、漢方の視点に基づく運動不足対策やセルフケア方法を紹介している。

3割以上が暑さで歩数減少、活動量低下層の7割超に不調

本格的な暑さを感じる前と比較して直近1カ月の歩数に変化があったかを尋ねたところ、36.2%が「減った」と回答した。歩数が減った理由としては「猛暑・熱中症が心配で外出する用事を減らした」が71.4%に達し、酷暑から身を守る行動が日常の活動量減少につながっている実態が示された。

心身の不調については、歩数が減った人の74.2%が何らかの不調を感じており、歩数が変わらない人の62.3%を10ポイント以上上回った。具体的な症状では「疲れが取れにくい」(38.2%)や「だるさ・倦怠感」(32.3%)が上位となったほか、「肌荒れ・肌のくすみ」や「むくみ」を訴える割合も歩数が変わらない人に比べて約7ポイント高かった。

不調を感じる人の約3割は対処せず、30〜50代で後回しの傾向

活動量の変化に関わらず何らかの不調を感じている人のうち、29.6%が「特に何もしていない」と回答した。年代別では、30代が33.7%、40代が30.6%、50代が34.1%とそれぞれ3割を超え、仕事や家事で忙しい世代において自身のケアが後回しにされやすい傾向がうかがえる。一方、20代で対処していないと答えた人は20.8%にとどまった。

なお、本調査は2026年7月28日にインターネットアンケート(クロス・マーケティングQiQUMOを利用)にて実施された。

漢方視点でみる不調のメカニズムと自宅でできるケア

漢方では、体を構成する「気(エネルギー)」「血(血液を含む栄養素)」「水(体液)」が体内を巡る状態を健康と捉えている。運動不足によってこれらが滞ると、余分な水分が溜まる「水滞」によるむくみや、血流低下による「瘀血」から肌荒れ・くすみが生じ、全身の巡りが悪化して疲れやだるさにつながるとされる。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では1日8,000歩以上が推奨されているが、外出が難しい時期の対策として以下のセルフケアが挙げられている。

  • 気功体操「スワイショウ」:肩幅に立って膝と肩の力を抜き、腕を振り子のように前後へ振る動作(1分程度で約50回)や、体を左右にひねりながら腕を振る動作を行う
  • 足のケア:デスクワーク時は1時間に1回立ち上がってストレッチを行い、冷えやむくみに効果的とされるツボ「三陰交(内くるぶしから指4本分上)」を刺激する
  • 朝食でのタンパク質摂取:安眠を促すホルモンのもととなるトリプトファンを含む肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを朝食に取り入れる

夏の隠れ運動不足に対する漢方薬の選択肢

クラシエ薬品は、夏の運動不足による不調への選択肢として以下の漢方薬を挙げている。

  • 防已黄耆湯(コッコアポL錠/第2類医薬品・希望小売価格1,100円・5日分):気を補い胃腸の働きを高めて余分な水分の排出を促す。疲れやすく汗をかきやすい人のむくみ、多汗症、肥満症向け
  • 桂枝茯苓丸料加薏苡仁(ヨクイノーゲンホワイト錠/第2類医薬品・希望小売価格2,530円・14日分):血の巡りを促して肌に栄養を行き渡らせる。手足の荒れ、にきび、しみ、月経不順、血の道症向け

本記事はクラシエ薬品の発表および厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」をもとに作成。

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