TOPPAN、Vision Pro向けメタバースモールサービス「メタパ」提供開始
TOPPAN株式会社は、Apple社の空間コンピュータ「Apple Vision Pro」向けに、複数のバーチャル店舗を集約したメタバースモールサービス「メタパ® for Vision」アプリの提供を開始する。このアプリは、2024年6月28日の「Apple Vision Pro」の日本発売に合わせて「App Store」上で無料で提供される。
「メタパ® for Vision」アプリを起動すると、ミニチュアサイズの「メタパーク®」が目の前に出現し、複数の店舗が同一空間に配置されたバーチャル空間を体験できる。第一弾として公開される「テレアサショップMetapa店」では、テレビ朝日が本社内で運営する「テレアサショップ」や「EX GARDEN CAFE」をイメージしたバーチャル店舗を探索できる。
ストア内の商品を手で摘まむジェスチャーをすると、実物大の商品が表示され、サイズ感や部屋に設置したイメージを体感できる。気に入った商品はECサイトで購入することも可能だ。
TOPPANは、「メタパ® for Vision」の提供を通じて、高精細映像やVR/ARなどの新たな視覚表現の研究・開発や、メタバースの普及に貢献する。今後は、モバイル版やウェブ版「メタパ®」と連携し、スマートフォン、PC、Apple Vision Proの各デバイス間をシームレスにつなぐ新体験を提供する。ショッピングだけでなく、教育や観光、ビジネス、ライフスタイルなど様々な領域に展開し、2025年までに「メタパ®」内に50店舗の設置を目指す。