グローバル・ブレイン9号ファンド、ホテル経営DXの10pct.へ出資
グローバル・ブレイン株式会社が運営するグローバル・ブレイン9号ファンドは、ホテルや旅館の運営・経営を行う10pct.株式会社へリードインベスターとして出資を実行した。10pct.はAIとデータを活用した経営支援により、宿泊施設の収益性改善やDXプラットフォームの提供を進めている。
観光業界が抱える課題へのアプローチ
近年、訪日外国人旅行者の増加によりインバウンド需要が拡大する一方、一部の都市部や観光地への需要集中によるオーバーツーリズムや人手不足が課題となっている。また、地方では豊かな地域資源がありながらも、宿泊インフラの老朽化や経営力の不足から観光地として十分に機能していない地域が存在する。10pct.はこうした構造的課題に対し、AIとデータを活用した経営支援を通じて宿泊施設の収益性改善と新たな観光地創出の両立を目指して事業を展開している。
10pct.は、京都や白馬、水上温泉など全国各地での宿泊施設運営で蓄積した現場ノウハウとAI、自社開発ソフトウェアを基盤に、ホテル経営DXプラットフォームの提供を本格化している。予約エンジンには需要予測や自動料金調整、自社予約比率向上などの機能が備えられており、宿泊施設の収益構造改善を図る。さらに、宿泊施設向けM&Aアドバイザリー事業や、自治体・DMOと連携したエリアブランディング・プロモーション事業にも取り組み、地域全体の観光価値向上を目指している。
出資の背景と今後の支援
グローバル・ブレインは、AIネイティブな次世代ホテル経営を推進する10pct.経営陣の専門性と実行力に加え、データとAIを駆使した構造改革のアプローチ、観光地の価値を広げるビジネスモデルのポテンシャルを評価して出資を決定した。今後は、持続可能な観光産業の創出に取り組む同社の事業拡大に向けて支援を行うとしている。
両社の概要
- 10pct.株式会社
- 所在地:東京都港区
- 代表者:中堀 友督
- 設立:2023年7月
- 事業内容:AIとデータを活用したホテル・旅館の運営・経営、ホテル経営DXプラットフォーム、宿泊施設向けM&Aアドバイザリー、エリアブランディング・プロモーション
- グローバル・ブレイン株式会社
- 所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
- 代表者:代表取締役社長 百合本 安彦
- 設立:1998年1月
- 事業内容:ベンチャーキャピタル事業
本記事はグローバル・ブレイン株式会社の発表をもとに作成。
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