Z世代の8割超がMBTIで自己理解を実感 Z-SOZOKENが意識調査を公開
Z世代向けクリエイティブ事業を展開するFiom合同会社が運営するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、全国のZ世代を対象にしたMBTI診断に関する意識調査レポートの第2章を公開しました。調査によると、82.2%がMBTIを通じて自分のことを理解できたと回答しており、自己理解や他者への説明に活用されている実態が示されています。なお、本調査における「MBTI」は、回答者が日常的にMBTIと呼ぶ無料の「16Personalities」診断や4文字タイプを用いたSNSコンテンツを含んでおり、正式なMBTI assessmentの受検経験を示すものではないとしています。
自己理解の実感はタイプの理解度によって差
調査において、MBTIを通じて自分のことを理解できたか尋ねたところ、「とても思う」が33.6%、「やや思う」が48.6%となり、合計で82.2%が自己理解への効果を感じていると回答しました。一方で「あまり思わない」は13.2%、「全く思わない」は4.6%でした。


また、タイプに対する理解度別に見ると、自分のタイプの特徴や性格まで把握している層では94.5%が自己理解へのプラスを実感しているのに対し、診断結果の4文字のみを覚えている層では62.7%、自分のタイプを知らない層では11.5%にとどまりました。

短所の受容と自己開示の負担軽減


MBTIを知ってから自分の短所を受け入れやすくなったかという質問では、「受け入れやすくなった」が48.4%、「変わらない」が49.8%、「受け入れにくくなった」が1.8%という結果になりました。
さらに、MBTIを知った後に自分のことを話しやすくなったかについては、「とても・やや話しやすい」が48.4%、「変わらない」が48.4%、「話しにくい」が3.2%でした。MBTIを知る前に自分のことを話しづらいと感じていた層(全体の34.6%)に限ると、知った後に74.0%が話しやすさへの効果を実感したと回答しており、以前から話しづらさを感じていなかった層の34.9%を大きく上回りました。
同研究所は、MBTIの4文字タイプが自分を一から説明する負担を軽くし、話し始めるための短い見出しのような役割を果たしていると分析しています。特に自己開示に苦手意識を持っていた層に対して、言葉にするための型を提供していると考察しています。

Z-SOZOKEN所長を務めるFiom合同会社CEOの竹下洋平氏は、MBTIは自分を閉じ込めるラベルではなく、自分を語り始めるための借り物の言葉であるとしたうえで、企業などが活用する際には性格を決めつけず、本人が説明を加えたり上書きしたりできる設計が求められると述べています。
調査概要

- 調査名:Z世代のMBTIについての意識調査
- 調査対象:全国のZ世代(18歳〜24歳)
- 調査期間:2025年7月(分析・レポート作成期間:2025年8月〜2026年8月)
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
- 有効回答数:500名
- 調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)

本記事はFiom合同会社およびZ-SOZOKENの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



