ベオグラード世界クロカンに日本代表24名が挑戦。澤田結弥らが選出
セルビアのベオグラードで開催される2024年の世界クロスカントリー選手権大会へ向け、日本代表24名が選出されました。そこには、世界陸上で入賞経験を持つ田中希実選手や、ダイヤモンドアスリートの澤田結弥選手も名を連ねています。
2024年3月30日、セルビアのベオグラードで開催される世界クロスカントリー選手権大会へ向け、日本から24名の代表選手が挑みます。この大会はワールドアスレティックス(WA)のワールドランキング規則に基づいて位置づけられ、そのカテゴリーはダイヤモンドリーグと同等のGW(ゴールデングランプリや日本選手権より上位カテゴリー)とされています。また、WAワールドランキングにより、パリ2024オリンピック競技大会出場権を獲得するための重要な競技会となっています。
エントリー選手の中には、過去の世界選手権で優れた成績を収めた選手たちも多数。ブダペスト2023世界選手権女子5000mで8位入賞、グラスゴー2024世界室内選手権女子3000mでアジア室内記録を更新し8位入賞を果たした田中希実選手(New Balance)や、バンコク2023アジア選手権女子10000mで銀メダルを獲得した川口桃佳選手(ユニクロ)も参戦します。
特に注目すべきは、ダイヤモンドアスリート(オリンピックや国際大会での活躍が大いに期待できる次世代の競技者)である澤田結弥選手(浜松市立高校・静岡)です。彼女は初めてのシニア種目に出場し、日本代表としてベオグラード世界クロカンに挑むこととなりました。
日本代表選手団は個々の実力と実績を兼ね備えた選手たちで構成されており、世界の舞台でどのような結果を残すのか、大きな注目が集まっています。