ロボット相撲2024が9月開幕、横綱目指し熱戦

富士ソフト株式会社は、「全日本ロボット相撲大会 2024」を開催する。2023年に引き続き、国内3カ所で地区予選会を開催し、12月の決勝大会には各地区予選会の上位入賞チームのほか、「高校生ロボット相撲大会」、「高等学校ロボット相撲選手権」、さらに海外の公認大会を勝ち上がったチームが出場予定だ。

「全日本ロボット相撲大会」は、ロボット作りを通して「ものづくり」の楽しさを知ってもらう場を提供することを目的に、1989年より開催しているロボット競技大会。参加者が自作したロボットを力士に見立て、技術とアイデアで相手を土俵から押し出すことで勝負が決まる。

2023年の決勝大会は4年ぶりの世界大会として開催され、国内予選会を勝ち抜いたチームと海外17カ国の代表チームが集結し、熱戦が繰り広げられた。2024年12月の決勝大会には、国内外の予選会を勝ち上がってきたロボット力士達が相撲の聖地である両国国技館に集結し、横綱の座をかけて戦いに挑む。

また、安全性が高く、誰でも容易に取り組みやすい500gクラスのロボットを対象とする「ロボット相撲500g級プレ大会」も、地区予選会、決勝大会ともに同時開催される予定だ。

ロボット相撲のルールは、試合時間3分間、直径154cmの鉄製の土俵から落ちたら負けの三本勝負。ロボットのサイズは幅・奥行き20cm以内、高さ自由、重さ3kg以内で、自動的に動くコンピュータプログラムを内蔵した自立型と、ラジコン操縦で動くラジコン型の2種類がある。

全日本ロボット相撲大会2024の予選会は9月から10月にかけて各地で開催され、12月7日と8日に両国国技館で決勝大会が行われる。対戦の様子はオンライン配信される予定だが、一般の方の来場、観戦はない。

また、公益社団法人全国工業高等学校長協会主催の「高校生ロボット相撲大会2024」も、9月から10月にかけて各地で予選会が開催され、11月30日にビッグパレットふくしまで決勝大会が行われる。

全日本ロボット相撲大会2024 開催概要
主催: 富士ソフト株式会社
後援: (予定)文部科学省、公益社団法人全国工業高等学校長協会
スケジュール:
9月1日(日)   関東予選会(東京工芸大学 神奈川県)
10月20日(日) 近畿予選会(大阪府立今宮工科高等学校 大阪府)
10月27日(日) 九州予選会(福岡工業大学FITアリーナ 福岡県)
12月7日(土)、8日(日)決勝大会(両国国技館 東京都墨田区)
※対戦の様子はオンライン配信を行う予定です。一般の方の来場、観戦はありません。

高校生ロボット相撲大会2024 開催概要
主催: 公益社団法人全国工業高等学校長協会
協賛: 富士ソフト株式会社
後援: (予定)文部科学省、経済産業省、公益財団法人産業教育振興中央会
スケジュール:
9月1日(日)   関東予選会※(東京工芸大学 神奈川県)
9月8日(日)   東北予選会(岩手県立水沢工業高等学校 岩手県)
9月22日(日) 中国・四国予選会(愛媛県立松山工業高等学校 愛媛県)
9月29日(日) 北信越・東海予選会(富山県立富山工業高等学校 富山県)
10月13日(日) 北海道予選会(北海道旭川工業高等学校 北海道)
10月20日(日) 近畿予選会※(大阪府立今宮工科高等学校 大阪府)
10月27日(日) 九州予選会※(福岡工業大学FITアリーナ 福岡県)
11月30日(土) 決勝大会(ビッグパレットふくしま 福島県)
※全日本ロボット相撲大会の地区予選会と同時開催です。