テクノクラフトの健康管理システムTECHNO BANDが国交省NETISに登録
株式会社テクノクラフトは、現場作業員の熱中症対策や健康管理を支援するウェアラブルシステム「TECHNO BAND(テクノバンド)」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたと発表した。登録日は2026年8月18日で、登録番号は「KT-260019-A」となっている。同システムは、暑さ指数(WBGT)と年代別心拍数をもとに熱中症リスクを判定し、作業員本人や管理者へリアルタイムに通知する。
WBGTと心拍数から熱中症リスクをリアルタイム通知
2025年6月の改正労働安全衛生規則の施行により、事業者には熱中症のおそれがある労働者の早期把握や体制整備などが義務付けられている。従来、現場における作業員の体調確認は管理者による巡視や目視が中心だった。
TECHNO BANDは、WBGTと年代別の心拍数データを組み合わせて熱中症リスクを判定し、ウェアラブル端末や管理者のパソコンへ通知する仕組みとなっている。これにより巡視作業の省力化と現場の安全性向上を支援する。NETISの活用効果としても、リアルタイム通知による「安全性の向上」や、巡視作業低減による「施工性・経済性の向上」が示されている。
見守り機能や緊急時のSOS発信にも対応

同システムは熱中症リスク判定に加え、心拍数、血中酸素濃度、ストレス値、睡眠、活動量などの健康データを取得できる。異常が発生した際には、管理者と作業員がメッセージで状況を確認できる機能も備える。
また、同じ現場で働く作業者同士のスマートウォッチを通じてリスクやSOSアラートを相互共有する「バディ機能」を搭載し、作業者同士の見守りや迅速な救助を支援する。転倒などの緊急時には端末からSOSを発信して救助要請を行うことも可能で、建設・建築現場のほか、製造、物流、運送、農業などの現場で導入されている。
運用環境に応じた2種類の端末を提供
TECHNO BANDは、現場環境や運用形態に合わせて選択できるよう、バンド型とウォッチ型の2種類をラインアップしている。バンド型はスマートフォンと連携してクラウドへデータを送信し、ウォッチ型はeSIMを搭載しているためスマートフォンを携帯できない現場でも直接データを送信できる。なお、TECHNO BANDは医療機器ではない。

同社は今回の登録を契機に、さらなる活用を推進し、現場で働く人の安全・安心・健康を支援していく方針を示している。

株式会社テクノクラフト 概要
- 所在地:新潟県新潟市西蒲区越前浜6985-2
- 代表取締役:栂坂 昌業
- 事業内容:ゴルフ場向け運行管理システム、ゴルフスマートウォッチ、各種クラウドサービス、健康見守りソリューション等の展開
本記事は株式会社テクノクラフトの発表をもとに作成。
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