日本のモダン建築約100作品を紹介 国立近現代建築資料館で26年8月から企画展へ
文化庁と一般社団法人DOCOMOMO Japanは、企画展「DOCOMOMO Japan 300 選 選定記念『モダン・ムーブメントと建築の現在』」を、文化庁国立近現代建築資料館で2026年8月29日より開催します。日本のモダン・ムーブメント建築の選定件数が2025年に300件を超えたことを記念し、選定建築の中から約100作品を図面や模型、関連資料などで紹介します。2期に分けた構成で、昭和100年という節目に日本の近現代建築の歩みと未来を展望します。
2期にわたる展示で建築の魅力と活用をたどる
本展は会期を2部に分けて開催されます。2026年8月29日から11月23日までの第1部「価値と魅力」では、2000年から始まった選定の歩みを振り返り、ル・コルビュジエ設計の「国立西洋美術館」や菊竹清訓設計の「東光園」など、各建築の価値や魅力をエピソードとともに伝えます。
2026年12月3日から2027年2月23日までの第2部「継承と活用」では、選定建築のうち40件余りが失われた現状を示しつつ、リユースされた建築や時代とともに姿を変えた建築の継承過程を検証します。坂倉準三設計の「神奈川県立近代美術館(現・鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム)」や前川國男設計の「日本相互銀行本店」などの出展が予定されています。
原図や模型から考える建築の未来
展示では原図や模型、写真、映像、関連資料を通じ、選定建築を多面的に紹介します。選定建築の中には60件を超える文化財指定建築がある一方、解体された建物や用途を変えて使われ続けている建物もあります。本展ではこうした多様な歩みを通じ、建築を未来へどのように継承していくかを問いかけます。また、会期中にはシンポジウムやガイドツアーなどの関連イベントも予定されています。
展覧会の概要と観覧方法







展覧会の基本情報は以下の通りです。
- 会期:第1部 2026年8月29日〜11月23日/第2部 2026年12月3日〜2027年2月23日(11月24日〜12月2日は展示入れ替えのため休館)
- 開館時間:10:00〜16:30(最終入館16:15)
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し翌平日休館)、12月28日〜1月4日ほか
- 会場:文化庁国立近現代建築資料館(東京都文京区湯島4-6-15 湯島地方合同庁舎内)
- 主催:文化庁
- 共催:一般社団法人 DOCOMOMO Japan



観覧方法は曜日によって異なり、平日は湯島地方合同庁舎正門からの入館で展覧会のみを無料で観覧できます。土日祝日は旧岩崎邸庭園入口からの入館となり、同庭園の入園料(一般400円)が必要です。
本記事は文化庁の発表をもとに作成しました。
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