パブリックリソース財団が渡邉利三シビル・ソサエティ基金の第1回公募を開始へ
公益財団法人パブリックリソース財団は、米国在住の篤志家である渡邉利三氏からの700万ドル(約11億円)の寄付により創設された「渡邉利三シビル・ソサエティ基金」の第1回公募を開始します。日本の非営利セクターの強化を目的に長期的な助成事業を展開するもので、社会問題を生み出す構造的な原因に対応し新たな仕組みをつくり出す非営利団体を支援します。同基金は、日本の非営利セクターを支援する個人基金として日本最大級と言える規模となっています。
渡邉利三シビル・ソサエティ基金創設の経緯
渡邉利三氏は、青年期に奨学金を受けて米国へ留学した経験から、受けた恩を次世代に送るため2008年より欧米で教育財団を設立し、寄付による社会貢献を展開してきました。日本国内を含め多数の公益財団法人を設立し、研究助成や奨学金による支援を継続しています。2026年には、日本の非営利セクターが社会の期待に応えて新たな社会システムをつくり出すことを目指し、東京都中央区に拠点を置き久住剛氏が代表理事を務める公益財団法人パブリックリソース財団に本基金を創設しました。
助成が目指すソーシャルチェンジの視点
人口減少や社会構造の変化、格差や孤立の拡大、気候変動など、日本社会が直面する複雑で構造的な課題に対し、表面的な対処にとどまらない根本的な変革が求められています。本基金では、既存の社会や経済、文化などが抱える構造的な問題を捉え、多様な関係者と協働しながら新たな仕組みをつくり出す「ソーシャルチェンジ(社会変革・社会創造)」の視点を持つ活動を支援対象とします。
第1回公募の概要
第1回の助成プログラムとして「ソーシャルチェンジを目指す展開への支援 ~問題構造の洞察に基づき実践を伴う社会変革・社会創造~」を実施します。募集内容は以下の通りです。
- 支援対象:公益財団法人パブリックリソース財団が運営する「寄付適格認証団体データベース」に選定・登載されているNPO等
- 支援内容:1団体あたり年最大700万円、最長3年間継続(社会問題の構造的分析を踏まえたソーシャルチェンジを目指す取り組みへの支援)
- 採択予定団体数:3団体
- 応募受付期間:2026年11月4日(水)~2027年1月4日(月)17時まで
- 詳細URL:https://www.public.or.jp/project/f0189
公益財団法人パブリックリソース財団は2000年にNPO法人パブリックリソースセンターとして発足し、2013年1月に公益財団法人としてスタートしました。「意志ある寄付で社会を変える」をミッションに掲げ、寄付適格性審査を通過した団体を登録した「寄付適格認証団体データベース」を有する日本唯一の公益財団法人です。
- 寄付実績:累計196,723件、約57億円を超える寄付(2026年3月現在)
- 助成実績:4,873件、約36億円を助成金として提供(2026年3月現在)
- 公式URL:https://www.public.or.jp/
本記事は公益財団法人パブリックリソース財団の発表をもとに作成しました。
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