スタバ併設、三井住友銀行と三井住友カードが渋谷に「Olive LOUNGE」開設

三井住友カード株式会社は2024年5月27日に、三井住友銀行と三井住友カードの共同商品「Olive」をモチーフとした新しいコンセプトの個人向け店舗「Olive LOUNGE(オリーブ ラウンジ)渋谷店」を開設すると発表した。

「Olive」は2023年3月にスタートした、銀行口座、カード決済、ファイナンス、オンライン証券、オンライン保険などの機能を、アプリ上でシームレスに組み合わせた新しい金融サービスだ。三井住友銀行アプリ、三井住友カードのVpassアプリの双方から各種サービスへのアクセスが可能で、日常的な決済や資産形成・運用等の各種サービスの残高や明細をまとめて管理できる。また、1枚のカードでキャッシュカードとクレジットカード、デビットカード、ポイント払いの機能をアプリで切り替えできる「フレキシブルペイ」を搭載しており、サービス開始からおよそ1年で200万件を超える申し込みがあったという。

「Olive LOUNGE 渋谷店」は、銀行の店舗を広く開放し、他のテナントと共存したオープンなスペースとすることで、「Olive」アカウントを契約している特典を感じられる空間を提供する。営業時間は7時から22時までで、イベントスペースでは金融に関するセミナーや社会的価値創造に向けたイベントを開催する予定だ。

1階には銀行があり、スターバックスが出店する。2階にはコワーキングスペース「SHARE LOUNGE」が入居し、地下1階には実際に三井住友銀行が使用していた貸金庫をリノベーションした個室等が用意される。

「Olive」アカウントを契約している顧客には、地下1階の個室等の利用や、併設のスターバックスや「SHARE LOUNGE」の利用料金をOliveフレキシブルペイのスマホのタッチ決済で支払うことで、利用金額の10%相当のVポイントが還元される特典がある(条件あり)。

三井住友銀行では、店舗も「Olive」のサービスのひとつとして位置付け、今後もさらなる利便性向上を目指していくとしている。