国際交流基金とUSSC 日豪次世代対話交流事業の訪日研修を10月に実施へ
国際交流基金(JF)とシドニー大学付属在豪米国研究所(USSC)は、2026年10月26日(月)~30日(金)の日程で「日豪次世代対話交流事業(Japan Australia Dialogue and Exchange for Next Generation, JADE)」の訪日研修を実施します。同事業は日豪関係の将来を担う次世代の政策専門家を育成することを目的として2024年度から実施されている取り組みです。第3期となる今回はオーストラリア側のフェロー5名が来日し、関係機関への訪問や意見交換などを通じて交流を深めます。
NARA条約署名50周年を迎える日豪関係の課題を議論
2026年は、日豪友好協力基本条約(NARA条約)署名から50周年の節目の年にあたります。日本とオーストラリアは半世紀にわたり、政治、外交、経済、安全保障、人的交流などの幅広い分野で協力関係を深めてきました。
こうしたなかで行われる第3期のテーマは「「NARA条約署名50周年における日豪関係」です。両国の更なる発展に向け、双方が果たす役割や協力、乗り越えるべき課題について議論が行われます。JADE事業では、日豪の政治・外交を専門とする若手から中堅の研究者や政府機関関係者を公募で選出し、相互滞在や論文執筆、イベント登壇などを通じて人的交流と人材育成を進めています。
訪日研修の活動内容と主要日程
2026年7月には日本側フェロー5名が約1週間にわたりオーストラリアのシドニー、キャンベラ、カウラの3都市を訪問し、政府関係者や有識者との意見交換や記念シンポジウムへの参加を行いました。
今回の訪日研修では、オーストラリア側フェロー5名が東京に滞在します。関係省庁や大学研究機関などを訪問し、テーマに沿ったブリーフィングや意見交換を行う予定です。
主要な日程と訪問先などは次の通りです。
- 10月26日(月)~30日(金):大学研究者との意見交換・関係機関訪問・面談(外務省、国際協力銀行、防衛省、経済産業省、地経学研究所等)
- 10月29日(木)13:00-16:00:クローズドセッション(国際文化会館 ルーム3・4)
- 10月29日(木)18:00-20:00:レセプション(霞山会館 霞山の間)

参加フェローとアドバイザーの陣容
今回の訪日プログラムには、日米関係や外交・政治分野の専門家であるマイケル・グリーン博士(USSC所長)と、同研究所の外交政策・防衛ディレクターであるラヴィーナ・リー博士がアドバイザーとして帯同します。
また、本事業に参加する両国のフェローは以下の通りです。
オーストラリア側フェロー
- Susan Cash(オーストラリア外務貿易省)
- Emily Fursa(オーストラリア三菱商事会社)
- Jack Goldsmith(シドニー工科大学(UTS)ヒューマン・テクノロジー研究所)
- Celeste Koravos(ミッション・ポッシブル・パートナーシップ(MPP))
- Connor OʻBrien(ケンブリッジ大学キングス・カレッジ政治学・国際関係学博士課程)
日本側フェロー
- 淺野 和花奈(国際問題戦略研究所シンガポールオフィス(IISS-Asia))
- 畑 仁美(国際協力銀行)
- 栗原 武士郎(防衛省)
- 西村 凛太郎(The Asia Group/ U.S.-ROK-Japan Next-Gen Study Group)
- 佐々木 玲菜(ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院(SAIS)博士課程)
本記事は国際交流基金(JF)の発表をもとに作成。


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