ED治療薬の市販後も購入は0.5% 価格や対面指導への抵抗が壁に
日本メディカルスキルアップのEDオンライン診療メディアは、全国の20歳以上の男性382名を対象に実施した「ED治療薬の市販化に関する意識調査」の結果を公表しました。ED治療薬「シアリス」は2026年7月31日に薬局・ドラッグストアで先行販売が始まり、8月31日から全国で発売されていますが、全国発売から約1か月が経った時点で実際に薬局で購入した人は0.5%にとどまることが分かりました。市販化そのものを肯定的に受け止める声が8割を超える一方、対面でのやり取りに対する抵抗や価格の高さが利用のハードルとなっている実態が示されています。

市販化への評価は8割超も実際の購入は0.5%にとどまる



ED治療薬が薬局で購入できるようになったことについて、「とても良いと思う」35.9%と「やや良いと思う」45.5%をあわせて81.4%が肯定的に受け止めています。また、シアリスが先行販売および全国発売されていることの認知度は41.4%となり、2026年8月に実施された前回調査(先行販売から約3週間の時点、全国の20〜70代男性302名対象)の32.5%から8.9ポイント広がりました。


しかし、2026年7月31日の先行販売開始以降に薬局・ドラッグストアでシアリスを「購入したことがある」と答えた人は0.5%にとどまりました。「購入を検討して店舗に行ったが、購入しなかった」人は3.1%で、ED治療薬が以前より買いやすくなったと感じるかを尋ねた設問では「わからない」が51.6%を占め、「とても買いやすくなった」(6.3%)と「やや買いやすくなった」(18.6%)をあわせても24.9%にとどまっています。



薬局での対面指導に8割が抵抗、人目を気にする声が顕著
ED治療薬の入手方法について抵抗を感じるか尋ねたところ、「薬局で薬剤師の対面指導を受ける」ことに抵抗がある(とても+やや)と答えた人は81.7%に上り、前回の75.2%から6.5ポイント増加しました。店頭での不安や抵抗を感じる点としては、「ほかのお客さんに見られること」が67.8%(前回60.3%)、「薬剤師や店員に用途を知られること」が62.3%(前回53.6%)と上位を占めており、人目を気にする傾向が前回より強まっています。
薬局・ドラッグストアで利用しやすい買い方としては、「セルフレジで会計できる」が60.2%、「スマホで事前に手続きし、店頭では受け取るだけ」が55.8%と過半数を集めました。なお、オンライン診療を受診した経験がある33名においては、78.8%が次に入手する場合もオンライン診療を選びたいと回答しており、人と顔を合わせずに入手できる利便性が支持されています。
市販価格「1錠約1,452円」に84.8%が割高感を示す
ED治療薬に1錠あたりいくらまで支払えるかという質問では、「500円〜999円」(31.9%)と「500円未満」(31.7%)をあわせて63.6%が「1,000円未満」と回答しました。
これに対し、市販されているシアリスの実際の価格は4錠入り5,808円(税込)で、1錠あたり約1,452円となっています。この価格に対して「高いと感じる」(44.8%)と「やや高いと感じる」(40.1%)をあわせた84.8%が割高であると回答し、全国発売前の前回調査(75.2%)から9.6ポイント増加しました。購入希望額と実際の販売価格の差も、利用が進まない一因となっていることがうかがえます。
調査概要と会社概要
今回の調査結果の詳細は以下の通りです。
- 調査名:ED治療薬の市販化に関する意識調査
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 調査期間:2026年10月8日〜10月13日
- 有効回答数:382名
- 調査対象:全国の20歳以上の男性
- 回答者属性:男性100%(382名)、50〜54歳が最多層(72名)、40〜44歳67名、45〜49歳65名、35〜39歳61名、55〜59歳40名、30〜34歳24名、60〜64歳23名ほか(※Q18・Q19は、オンライン診療を受診したことがある33名が対象)
運営会社概要
- 社名:株式会社マーサリー
- 代表取締役:長友佑樹
- 所在地:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-11-4 5階
- URL:https://marsary.co.jp/
本記事は日本メディカルスキルアップのEDオンライン診療メディア(https://skillup-mt.jp/ed/)の発表をもとに作成されています。
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