能登の里山里海が世界農業遺産15周年、記念シンポジウムを11月29日に開催へ
「能登の里山里海」が2011年に日本で初めて世界農業遺産に認定されてから、2026年で15周年を迎える。これに伴い、世界農業遺産活用実行委員会、能登地域GIAHS推進協議会、能登地域トキ放鳥受入推進協議会は、2026年11月29日(日)に石川県金沢市で世界農業遺産「能登の里山里海」15周年記念シンポジウムを開催する。シンポジウムを通じて、能登を訪ねる、能登の食材を選ぶなど、それぞれの形で能登に関心を寄せるきっかけとすることを目指している。
小倉ヒラク氏によるゲストトークやパネルディスカッションを実施
当日は、全国各地の発酵文化を調査・発信する発酵デザイナーの小倉ヒラク氏がゲストスピーカーとして登壇し、「食べ物の背景を旅する」~能登から見える、自然と人の営み~をテーマに語る。能登の米、魚介、山菜、発酵食、保存食などを手がかりに田んぼ、山、海、水、季節、人の手、暮らしの知恵をたどり、里山と里海の恵みを生かした知恵をつなぐ文化として世界農業遺産「能登の里山里海」の価値を紹介する予定だ。
あわせて、「食卓の向こうにある人々の営みと能登の里山里海の価値を考える」をテーマにしたパネルディスカッションも行われる。ノンフィクション作家の島村 菜津氏がコーディネーターを務め、小倉 ヒラク氏のほか、JAはくい代表理事組合長の澤田 英三郎氏、有限会社山口水産取締役の山口 翔太氏、ヴィラ・デラ・パーチェ オーナーシェフの平田 明珠氏が登壇し、それぞれの仕事を通じて感じる能登らしさや地域の営みを未来につなぐ思いについて意見を交わす。
学生による事例発表とトキとの共生に向けた取組
地域の未来を担う学生による事例発表の場も設けられる。能登の里山里海や地域づくりに関わる石川県立志賀高等学校、石川県立七尾高等学校、金沢大学川澄研究室がそれぞれの取組を発表し、司会は国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットの小山 明子氏が担当する。
さらに、いしかわ動物園の堂前弘志氏から、トキとの共生に向けた取組についての紹介も行われる。
体験イベントも同時開催、定員は先着100人

会場内では関連プログラムとして、「のとっきー」との写真撮影やアイシングクッキー作り体験のほか、「のとっきー」のめじるしチャームがもらえるトキクイズといった同時開催イベントも実施される。
イベントの概要は以下の通り。
- 日時:2026年11月29日(日)13:30~15:30(開場 12:30)
- 会場:石川県地場産業振興センター 新館 コンベンションホール(石川県金沢市鞍月2丁目1番地)
- 定員:100人(参加無料・先着順、参加者に「のとっきーグッズ」をプレゼント)
- 申込期間:2026年11月15日(日)まで(定員に達した時点で受付終了)
- 申込方法:Web応募フォーム(https://ttzk.graffer.jp/pref-ishikawa/smart-apply/apply-procedure-alias/giahs-symposium-r8/door)またはFAX
本記事は世界農業遺産活用実行委員会、能登地域GIAHS推進協議会、能登地域トキ放鳥受入推進協議会の発表をもとに作成。
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