三菱総研DCSがCMMI-DEVで最高位の成熟度レベル5を4回連続で達成
三菱総研DCS株式会社は、ソフトウェア開発組織の能力およびプロセス成熟度を評価する国際指標「CMMI-DEV」において、最高位となる成熟度レベル5を達成した。同社が最高位を獲得するのは、2017年に初めて達成して以降、4回連続となる。20年にわたり取り組んできた品質向上と開発力強化の成果が評価されたとしている。
4回連続となる最高位達成の背景
同社は品質向上を一時的な取り組みではなく、事業の基盤を支える重要な経営課題と位置付けている。2007年に独自の開発プロセス体系「DCS開発標準」を策定して以来、全社共通の開発プロセスの整備と改善を継続してきた。
取り組みの有効性を客観的に確認するため、2008年からは継続的にCMMI評定を実施している。組織全体に品質改善の文化を根付かせ、2017年の初回達成後も改善活動を継続したことが、4回連続での成熟度レベル5獲得につながった。
なお、CMMI(Capability Maturity Model Integration)は組織のソフトウェア開発能力やプロセス成熟度を評価する国際的なモデルであり、成熟度は5段階で評価される。最高位のレベル5は、定量的な管理と継続的な改善が組織全体で実践されている状態を示す。
全社的な品質向上への取り組み
同社では「DCS開発標準」を全社共通の開発プロセスとして運用し、品質と生産性の向上を図っている。品質管理とプロセス改善を担うPMO部を中心に、プロジェクトのリスク評価や是正支援、成果物および開発プロセスに対する第三者レビューを実施している。
さらに、プロジェクト実績データの収集・分析を通じて定量的な管理指標や基準値の整備を進めているほか、各事業部門と連携して開発標準の定着と改善を推進している。全社員を対象とした継続的な教育も行い、高品質なシステム開発を組織的に支える仕組みを構築している。
今後の展開
企業のDX推進や生成AIの活用拡大に伴い、システム開発にはスピードと品質の両立が求められている。システムの大規模化や複雑化が進む中で、安定した品質の維持も重要性を増している。
同社は今後も長年培った品質管理とプロセス改善の知見を活かし、変化する技術環境に対応しながら開発力のさらなる高度化に取り組むとしている。高品質で信頼性の高いシステム開発を通じ、顧客のDX推進や事業変革を支えるパートナーとして持続的な企業価値の向上に貢献していく考えだ。
三菱総研DCS株式会社の概要
- 創業:1970年
- 本社所在地:東京都港区三田三丁目5番19号
- 代表者:代表取締役社長 亀田 浩樹
- 事業内容:金融、製造、公共、教育など幅広い分野におけるコンサルティング、システム開発、アウトソーシングなどのITトータルソリューションの提供
本記事は三菱総研DCS株式会社の発表をもとに作成しています。
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