Dellows News

本木雅弘と森口瑤子が出演する朗読劇たとへば君が10月28日より開幕へ

株式会社文藝春秋から刊行された河野裕子・永田和宏著の文庫本『たとへば君 四十年の恋歌』を原作とした朗読劇が、10月28日(水)から初台の新国立劇場小劇場で開幕します。

歌人夫婦が出会ってから死別するまでの軌跡を描いた作品で、細胞生物学者にして歌人の永田和宏さん役を本木雅弘さん、妻の歌人・河野裕子さん役を森口瑤子さんが演じます。演出と上演台本は星田良子さんが手がけ、生演奏とともに濃密な二人芝居が繰り広げられます。

歌人夫婦の40年を描いた実話を作曲家の生演奏とともに舞台化

原作の『たとへば君 四十年の恋歌』は、歌人の河野裕子さんと夫の永田和宏さんの出会いから、河野さんが乳がんで死別するまでの四十年を、京都の四季を背景に互いに詠みあった相聞歌、妻を喪った後に永田さんが詠んだ挽歌、折々の随筆によって描いた作品です。舞台のタイトルは、出会いの頃に河野さんが詠んだ代表作の短歌「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」から取られています。

舞台では、中村匡宏さんが書き下ろした楽曲を、ピアノの西尾周祐さんとチェロの中西哲人さんによる生演奏で届ける構成となっています。

本木雅弘が31年ぶりの舞台出演で実在の歌人を演じる

数々の映像作品で主演を務めてきた本木雅弘さんにとって、今作は実に31年ぶりとなる舞台出演です。本木さんは実在の夫婦を演じるにあたり、原作や関連書籍を何冊も読み込みました。本木さんは、日常の些細なことを拾いながら人間の業や本質に切り込み、夫婦の葛藤や孤独を包み隠さず歌にする河野さんの表現について触れ、その先にある深い優しさまで含めた多様な側面を表現したいと語っています。

一方、与謝野晶子以来の天性の歌人と言われた河野さんを演じる森口瑤子さんは、原作の短歌に深く心を揺さぶられたと明かしています。夫の永田さんは、河野さんの繊細な一面だけでなく、普段の陽気で面白い人柄を森口さんに表現してもらうことへの期待を寄せています。息をひきとる直前まで歌を詠み続けた河野さんは、最後の歌として「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」を残しました。

幅広いメディア展開と公演の詳細

今作に関連し、本木さんは「ダ・ヴィンチ」休刊号で原作を紹介したほか、毎日新聞、朝日新聞デジタル、日経新聞、共同通信、文藝春秋11月号、CREA WEBなど各媒体で本木さんや森口さんのインタビューが掲載されています。

本木さんは、映像とは異なり記録として残らない生の舞台ならではの一期一会を楽しんでほしいとし、観客が一日一日を丁寧に優しく生きるきっかけになることを願うコメントを寄せています。

公演および原作の概要は以下の通りです。

公演情報

  • 公演名:<朗読劇>たとへば君 四十年の恋歌
  • 会期:10月28日(水)~11月4日(水)
  • 会場:新国立劇場小劇場(京王新線「初台駅」中央口直結)
  • 席種・料金:SS席13000円/S席11000円/A席8800円(いずれも税込)
  • 公式サイト:https://artistjapan.co.jp/performance/tatohebakimi2026/
  • お問合せ:アーティストジャパン 03(6820)3500(平日11時~18時)
  • チケット取扱い:アーティストジャパンチケットセンター(https://artistjapan.tstar.jp/)、チケットぴあ(https://t.pia.jp/)、イープラス(https://eplus.jp/)、ローソンンチケット(https://l-tike.com/)、新国立劇場ボックスオフィス(窓口販売・現金払いのみ)
  • 原作:河野裕子・永田和宏著『たとへば君 四十年の恋歌』(文春文庫)
  • 上演台本・演出:星田良子
  • 音楽:中村匡宏
  • 企画・製作:アーティストジャパン
  • 企画協力:文藝春秋

書誌情報

  • 書名:たとへば君 四十年の恋歌
  • 著者:河野裕子 永田和宏
  • 定価(紙版):880円(税込)
  • 電子書籍価格:622円(税込)
  • 出版社:株式会社文藝春秋
  • 判型:文庫判
  • 発売日:2014年1月4日
  • ISBN:978-4-16-790017-5
  • 書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167900175

本記事は株式会社文藝春秋の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間