SOS47の山田純大支援官が茨城県の防犯イベントに登壇 特殊詐欺対策を呼びかけ
土浦警察署や土浦市役所などは、地域住民の防犯意識向上と特殊詐欺撲滅を目指すイベントを開催した。「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)から、警察庁の特別防犯支援官である山田純大氏が登壇した。山田支援官は茨城県内で増加する特殊詐欺の被害実態に触れ、最新の手口や具体的な防止策について解説した。
茨城県内の被害額は約24億円に増加
トークセッションの冒頭では、茨城県内における令和8年上半期(1月〜6月)の特殊詐欺被害額が約24億円に上り、前年同期比で約11億円増となっている状況が共有された。山田支援官は、手口が巧妙化していると指摘し、対策をしているから安心と考えるのではなく、日頃から詐欺を疑う防犯意識を持つことの重要性を述べた。
携帯電話を狙うニセ警察詐欺とSNS詐欺
近年の特殊詐欺は固定電話だけでなく携帯電話も標的になっており、その代表例としてニセ警察詐欺が挙げられた。警察官を装った犯人がLINEなどのビデオ通話で警察手帳を見せたり、偽の逮捕状を送りつけたりして現金をだまし取る手口が増加しているという。山田支援官は、本物の警察官が逮捕状の画像を送信したりビデオ通話で警察手帳を見せたりすることはないとし、不審な連絡があった場合は疑うよう注意を促した。あわせて、Instagram、X、LINE等を通じた投資詐欺やロマンス詐欺についても、素性の分からない相手を信用しすぎないよう注意を呼びかけた。
国際電話の悪用と警察庁推奨アプリの導入


令和7年の特殊詐欺における騙しの電話のうち、約7割以上が「+」から始まる国際電話を利用したものだった実態も紹介された。山田支援官は、犯人との会話そのものを絶つことが最大の防御策であると強調した。その上で、犯人からの電話をブロックするための警察庁推奨アプリの活用や、固定電話における国際電話利用休止の重要性を訴えた。
イベントの概要は以下の通り。
- 催事名:茨城県警察 全国地域安全運動 「だまされるな!茨城県民!」宣言
- 実施日:令和8年10月11日(日)
- 実施会場:イオンモール土浦 花火ひろば
- 出席者:警察庁 特別防犯支援官 山田純大氏
本記事は「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチームの発表をもとに作成しました。
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