Ahrefsがサイト監査の大規模対応を強化 4 億件超のリンク規模で稼働
マーケティングプラットフォーム「Ahrefs(エイチレフス)」を提供するAhrefs Pte. Ltd.は、サイトの健康状態をチェックし、SEOやAI検索に関わる技術的な問題を検出する「サイト監査(Site Audit)」の大規模サイト対応を強化しました。クロールで収集した情報の保存方法と検索処理を改善したことで、現在は4 億件超のリンクを扱う実運用のプロジェクトでも顕著な問題なく稼働しています。既存の問題検出や分析機能を維持したまま、膨大な情報を扱うサイトの調査を支援するとしています。
保存・検索処理の改善で4 億件超のリンクに対応
大規模サイトの監査では、情報を収集するだけでなく、収集後の検索や集計を円滑に行えることが重要とされています。サイト監査(Site Audit)は数百のデータ項目や柔軟な分析条件を扱える一方、大量の情報を処理する際の負荷につながり、従来は数億件のリンクを含む大規模なクロールにおいて、分析画面の表示時に処理が失敗したり制限時間内に完了しなかったりする課題がありました。

今回の改善では、クロール結果を保存し、その中から必要な情報を取り出す仕組みが見直されました。改善後は4 億件超のリンクを扱う実運用のプロジェクトが顕著な問題なく稼働しており、収集後の情報を調べて課題を確認する工程まで含めて大規模サイトでの利用を支えるとしています。なお、この数値は実運用で扱っているリンク数を示すものでページ数ではなく、全サイトに共通する処理上限や一定の処理時間を保証する値ではないと説明されています。
SEOやAI検索に関わる技術的課題の検出機能
サイト監査(Site Audit)は、ウェブサイトを巡回してページやリンクの状態を調べ、リンク切れやインデックス登録に関する問題など、修正が必要な技術的課題を見つけるためのツールです。
SEOに関する点検に加え、AIがサイトの情報を発見・取得する際の障害となり得る問題の検出にも対応しています。robots.txtでAI検索ボットをブロックしているページや、AIクローラーにとって重すぎる・遅すぎるページのほか、AI学習ボットに対する許可・拒否の設定に一貫性がない箇所の確認が可能です。これらは既存の検出機能であり、検索エンジンやAIに伝えたい情報へアクセスできる状態かを点検するためのもので、AI回答でのブランドの言及数や引用数を測る機能とは異なりサイト側の技術的な課題を確認するものとしています。
柔軟な分析と常時オンサイト監査で継続調査を支援
今回の更新では、サイト監査(Site Audit)が備える分析の柔軟性を維持しながら対応が強化されました。主な機能は以下の通りです。
- 数百のデータ項目と、独自の課題設定:ページやリンクの詳細情報を確認し、自社で定めた条件に基づく課題を設定して個別の運用基準に合わせた調査に活用できます。
- 対象を分けた分析と、条件による絞り込み:セグメント、グラフ、フィルターを使い、サイト全体や特定の範囲を選択して分析できます。
- API・MCPを通じた監査データの活用:外部システムやAIツールとの連携に使うAPI・MCPを通じ、監査データにアクセスして分析業務などと組み合わせることが可能です。
- 継続的に情報を更新する常時オンサイト監査:クロールした情報を継続的に更新する常時オンサイト監査(Always-on Audit)により、更新が続くサイトの状態を継続的に把握できます。
Ahrefs Pte. Ltd.の概要
Ahrefs Pte. Ltd.(エイチレフス)は、独自開発の大規模ウェブクローラーとデータ技術によりマーケティングデータを収集・解析し、オールインワン・マーケティングツール「 Ahrefs(エイチレフス)」や対話型AIワークスペース「Letaido(レタイド)」を開発・提供しています。世界180 カ国を超えるユーザーに利用されています。

- 会社名:Ahrefs Pte. Ltd.
- 本社所在地:7 Straits View, #08-02, Singapore 018936
- 代表者:Dmytro Gerasymenko
- 公式サイト:https://ahrefs.com/ja
本記事はAhrefs Pte. Ltd.の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



