セイコーウオッチ、年差±30秒の高精度クオーツ掛時計を11月20日発売へ
東京都中央区に本社を置くセイコーウオッチ株式会社(代表取締役会長兼 CEO 兼 CCO:服部 真二)は、世界初の家庭用クオーツ掛時計のデザインを継承したクオーツ掛時計を11月20日(金)より発売する。新たに開発したクオーツムーブメントを搭載し、年差±30秒の高い精度で時を示す。希望小売価格は27,500円(税込)となっている。

初代モデルのデザインを継承し視認性を向上
本作は、1968年に発売された世界初の家庭用クオーツ掛時計からインスピレーションを受け、金属ダイヤルを継承しながら現代的なデザインに仕上げた掛時計である。質感と視認性を高める工夫が施されている。
インデックスのアラビア数字には、読み取りやすいオリジナルの書体がそのまま再現された。白く印刷されたダイヤルに対し、インデックスの外周部分を黒く印刷し、時刻を読み取るための目盛だけを抜くことで、白い目盛と外周の黒とのコントラストをはっきりさせている。さらに、1968年のオリジナルモデルから時分針を刷新し、遠くからでも一目で時刻が分かるよう視認性を高めた。


年差±30秒の高精度と静音性を両立
これまで同社のクオーツ掛時計の多くで採用されてきたクオーツムーブメントは月差±20秒~30秒程度だったが、本作では新しく開発したクオーツムーブメントを採用し、年差±30秒の高精度を実現した。電源にはコイン型電池1個を使用し、約3年間の駆動を可能にすることで電池交換の頻度も軽減している。
また、秒針が音もなく静かにダイヤルの上をすべるように動くスイープ運針機能を備えており、寝室や会議室でも秒針の動く音が気になりにくい仕様となっている。
歴史的技術として未来技術遺産に登録
デザインの基となった「スパイラル水晶掛時計 SPX-961」は、服部時計店(現セイコーウオッチ株式会社)が1968年6月に発売した水晶振動子を用いた世界初の家庭用クオーツ掛時計である。従来の機械式掛時計の10 倍以上の精度と1 年以上の電池寿命を実現し、その後に世界でクオーツクロックが広まる契機となった。現在普及している電波クロックもクオーツ時計を基本として表示時刻の補正を行っており、今なお正確な時刻表示の中心となる技術となっている。
なお、「スパイラル水晶掛時計 SPX-961」は2020年に、独立行政法人国立科学博物館が認定する「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録された。同制度は2008年に制定され、次世代に継承していく上で重要な意義を持った特筆すべき発明や開発品を、世界有数のわが国の科学技術の歴史を示す実物資料として登録するものとされている。
商品の主な仕様
- 品番:KX701S
- 希望小売価格(税込):27,500円
- サイズ:高さ314×幅 314×奥行き36mm
- 重量:約770g
- 材質:プラスチック枠(銀色光沢)、前面:ガラス
- 機械体:クオーツムーブメント
- 時間精度:年差±30秒(気温5℃~35℃で使用した場合)
- 使用温度範囲:-10℃~50℃
- 使用電池:コイン型電池1個
- 電池寿命:約3年
- 保証期間:お買い上げ後1年
- 発売予定日:11月20日(金)
本記事はセイコーウオッチ株式会社の発表をもとに作成。
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