東京藝大、没後70年マリー・ローランサン展を26年11月から開催へ
東京藝術大学は、2026年11月18日から12月27日まで、堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館にて「没後70年 マリー・ローランサン展」を開催する。マリー・ローランサンの没後70年にあわせ、マリー・ローランサン美術館の企画・特別協力のもとで実施される。会場では同館が所蔵する作品約40点を通じ、20世紀前半のパリで独自の表現を切り拓いた画家の創作の軌跡を紹介する。


画風の変遷と創作の軌跡をたどる展示内容
エコール・ド・パリのなかでも知られるマリー・ローランサンは、淡い色彩と柔らかな輪郭の女性像を特徴とし、20世紀前半のパリで活躍した女性芸術家の先駆けとされる。
展示では、アメリカ人作家ナタリー・バーネイのサロンでの関係性が反映された初期作『ビリティスの歌』をはじめ、キュビスムの影響を受けた鋭角的な初期作から柔らかな色彩へと移行する画風の変化をたどる。さらに、「狂騒の時代」におけるパリ社交界でのつながりや、バレエ・リュスの『牝鹿』で手がけた舞台美術、晩年を支えたシュザンヌ・モローの肖像、『サッフォー詩集』挿絵なども取り上げ、女性同士のコミュニティに見出した安息や美意識を含めた創作の軌跡を再考する。
展覧会の概要とアクセス
本展の会期や会場などの詳細は以下の通り。
- 展覧会名:没後70年 マリー・ローランサン展
- 会期:2026年11月18日(水)〜12月27日(日)
- 会場:堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館(〒160-0005 東京都新宿区愛住町2-5)
- 開館時間:11:00〜17:00(入館は16:45まで)
- 休館日:月曜日・火曜日(ただし11月23日(月・祝)は開館、12月18日(金)臨時休館)
- 入場料:一般800円、大学・高校生400円(学生証提示)。中学生以下、東京藝術大学教職員および学生は無料。団体(10名以上)は100円割引
- 主催:東京藝術大学
- 企画・特別協力:マリー・ローランサン美術館
- 出品点数:約40点
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩3分、都営新宿線「曙橋」駅A1出口から徒歩8分
- 会場ウェブサイト:https://aizumikan.com
主催者および関連施設について
主催する東京藝術大学は、1887年創立の東京美術学校と東京音楽学校を前身に1949年に設置された国立大学で、学長は日比野 克彦氏が務める。会場となる「堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館」は、同大学修了生の画家・池口史子氏と作家・経済評論家の堺屋太一氏夫妻の住居兼アトリエを活用した施設で、2019年12月に池口氏より大学へ寄贈された。
企画・特別協力を担うマリー・ローランサン美術館(館長:吉澤 公寿)は、タクシー会社グリーンキャブの創設者である高野将弘氏が蒐集したコレクションの公開を目的に1983年に開館した。現在は常設公開を行っていないものの、油彩画や水彩画など600アイテム以上のコレクションを有している。
- 東京藝術大学公式サイト:https://www.geidai.ac.jp/
- 美術愛住館公式サイト:https://aizumikan.com/
- マリー・ローランサン美術館公式サイト:https://marielaurencin.jp/
本記事は東京藝術大学の発表をもとに作成。
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