【27卒学生の配属先に関する調査】就活生の約8割が配属先の事前通知を希望。ジョブ型採用導入に対する企業側の課題と実態も判明
27卒の約8割が選考や内定時の配属先通知を希望、i-plugが意識調査を公表

CATEGORY: ビジネス

株式会社i-plugは、2027年卒業予定学生と企業を対象に実施した「入社後の配属先に関する調査」の結果を発表しました。調査によると、選考や内定の段階で配属先部署の通知を希望する学生は約8割に達し、希望以外の配属となった場合は半数以上が将来的な転職を視野に入れている実態が明らかになりました。
配属部署の事前通知を望む学生は約8割

選考・内定時に配属先の部署を知らせてほしいか尋ねたところ、27卒学生の78.4%が「はい」と回答しました。「どちらでも良い」は19.2%、「いいえ」は2.4%となっています。

「はい」と回答した理由としては、「入社までに配属先の部署を知ることで、働くイメージを持ちたいため」が67.9%で最も多く、次いで「心の準備ができるため(51.1%)」、「部署にあった勉強や資格取得をしたいため(44.3%)」、「居住地を検討したいから(40.5%)」が挙げられました。
希望外の配属では半数以上が転職を視野に

入社後に希望以外の部署や職種へ配属された場合の転職意向については、「2〜3年後に考える」が38.3%で最多でした。これに「すぐ考える(14.4%)」を合わせると52.7%となり、過半数が将来的な転職を想定している状況が示されています。なお、「わからない」は30.5%、「転職は考えない」は16.8%でした。

また、希望部署への配属に向けた取り組みを聞いたところ、「特に何もしていない」が38.3%を占めた一方、具体的な行動としては「人事に希望を伝えた(34.7%)」や「大学でその領域を専攻した(29.3%)」、「アルバイト/インターンシップで希望部署に関わる業務を経験した(17.4%)」、「ジョブ型採用を取り入れている企業の選考に進んだ(14.4%)」といった回答が続きました。

企業のジョブ型採用は過半数が導入・検討も、4割超が見送り
企業を対象に新卒採用における「ジョブ型採用」の導入状況を尋ねたところ、「導入予定はない・検討していない」が41.9%で最多となりました。一方で、「検討しているが、導入時期は未定(29.9%)」、「導入している(16.8%)」、「導入に向けて準備を進めている(11.4%)」となっており、導入派と検討派を合わせると半数を超えています。
ジョブ型採用を「導入している」「検討している」と回答した企業にその理由を聞くと、「配属部署にあったスキルをもった人材を採用したいから」が57.0%で最多でした。次いで「特定の専門性やスキルを持った学生を採用したいため(36.0%)」、「内定辞退や入社後の早期離職を防ぎたいため(26.0%)」、「入社までに心の準備をしてほしいため(25.0%)」が続いています。
一方で、導入していない理由としては、「入社後研修などを踏まえて、適正な部署に配属したいため」が31.2%で最も多く、「内定出しの時点では、配属部署を決めることが難しいため(28.8%)」、「特に理由はなく、今までの採用を継続しているため(22.4%)」、「さまざまな仕事を理解し、経験してほしいため(21.5%)」が挙げられました。
調査概要
【企業対象(2026年調査)】
- 調査期間:2026年9月1日(火)〜2026年9月3日(木)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:新卒採用を実施する企業
- 有効回答数:305件

【学生対象(2026年調査)】
- 調査期間:2026年9月1日(火)〜2026年9月6日(日)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:OfferBoxに登録している2027年卒業予定の学生
- 有効回答数:167件
※構成比の数値は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100%とならない場合があります。
株式会社i-plugについて
株式会社i-plugは、学生と企業をつなげる新卒オファー型就活サービス「OfferBox」などを運営しています。代表取締役社長 CEOは山田 雅人氏、所在地は大阪府大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪 南館ゲートタワー8Fです。
- 公式サイト:https://i-plug.co.jp
- 従業員数:324名(※単体/2026年3月31日現在)
本記事は株式会社i-plugの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



