Noahlogy、国交省より船舶検査のAI支援に係る調査事業を受託
海事関連領域に特化したAI/DXサービスを展開する東京大学発スタートアップのNoahlogy株式会社は、国土交通省より「AIを活用した船舶検査における専門的判断の高度支援に係る調査」に係る事業を受託した。
同社は海事産業に特化して培ってきたAI技術と現場のドメイン知識を活かし、本事業の着実な遂行に努めるとしている。
調査の背景と目的
船舶の安全を支える船舶検査では、図面や計算書等書類審査をはじめ、現場における構造や設備の確認など規則への適合性を確かめる専門的な判断が数多く求められる。海事産業全体と同様に国による船舶検査の現場においても、検査の品質を保ちながら業務を効率化する方策が求められている。
今回の調査ではこの課題解決に向けて、船舶検査における図面等審査業務や現場検査の実態を把握したうえで、同社が造船所の設計レビュー等で培ってきた技術と知見を活かし、AIによる支援が見込める業務の範囲と、その活用によって期待される効果を明らかにしていく方針だ。
受託概要
国土交通省 海事局 検査測度課が発注した本事業の概要は以下の通り。
- 事業名:AIを活用した船舶検査における専門的判断の高度支援に係る調査
- 発注者:国土交通省 海事局 検査測度課
- 受託者:Noahlogy株式会社
- 事業期間:2026年8月 〜 2027年3月(予定)
- 実施内容:
- (1) 船舶検査における図面審査に係る業務内容の調査
- (2) 船舶検査の審査支援AIに必要な要求定義
- (3) AIエージェントの開発・運用に必要な予算規模及び期待される効果の特定
Noahlogyの提供サービス
Noahlogy株式会社は、海事産業の現場に根ざしたドメイン知識と最先端のAI技術を組み合わせ、船舶のライフサイクル全体を支えるサービスを展開している。
設計・図面業務の効率化においては、図面や仕様書をAIが読み取り、船主からの要望や国際海事機関(IMO)規則を満たしているかの確認作業を自動化する。仕様設計・設計承認の支援では、船のコンセプトを決める設計から設計の承認業務までをAIが担うことで設計リードタイムの大幅な短縮を図る。
このほか、修繕・保守の実績データを蓄積・解析して予防や新造船設計への還流につなげる「現場データを起点としたAI基盤の構築」や、開発・設計から建造、運航、修繕、売却に至るまで船舶のライフサイクル全体をデータでつなぐ「海事産業特化型AI Agentプラットフォーム」などを提供している。
同社は「未来の子どもたちのために、海事産業を、AI技術で革命する」をミッションに掲げており、今後も官民双方の現場と連携しながら海事産業全体の生産性向上に貢献していくとしている。
Noahlogy株式会社の概要
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15Fに本社を置くNoahlogy株式会社(代表取締役社長:福重 佑亮)の会社概要は以下の通り。
- 会社名:Noahlogy株式会社(ノアロジー)
- 所在地:〒106-6115 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15F
- 代表者:代表取締役社長 福重 佑亮
- 設立:2024年11月1日
- 事業内容:海事関連領域に特化したAI/DXコンサルティング/サービス開発
- URL:https://noahlogy.com/
本記事はNoahlogy株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



