GENSHI AI、医師・医学生のための医療AIコミュニティ「CARTE(カルテ)」を開設 参加者の募集を開始
GENSHI AIが医療AIコミュニティCARTEを開設し参加者募集を開始
CATEGORY: テクノロジー

株式会社GENSHI AIは、医師や医学生を対象とした医療AIコミュニティ「CARTE(カルテ)」を開設し、参加者の募集を開始しました。
同コミュニティは、医療AIに関するニュースや論文、開発技術、病院での導入事例や制度の動向などを参加者同士で共有する場です。LINEオープンチャットを活用して運営されます。

開設の背景と目的
医療AIを取り巻く環境は急速に変化しており、大規模言語モデル(LLM)の更新や論文発表が相次いでいます。制度面でも、2026年度の診療報酬改定において、生成AIを活用して文書作成を効率化した病院に対し、医師事務作業補助体制加算の人員要件を緩和する特例が設けられました。

一方で、関連情報は英語論文や企業の発表、SNSなどに散在しており、医師が個別に最新情報を追い続けることが難しい状況があります。また、業務での実用性や電子カルテとの連携、院内での承認プロセス、費用といった実践的な知見が手元に留まりやすく、院内に相談相手がいないケースも少なくありません。
こうした状況を受け、同社は診療科や所属を越えて医師がつながり、実践的な情報を持ち寄れる場としてコミュニティを開設しました。医療機関向けAIの開発・導入を手がける同社も、得られた知見を参加者の一人として還元・共有していくとしています。名称の「CARTE」は「Clinical AI Research & Technology Exchange」の頭文字に由来します。

共有される情報と参加対象


コミュニティ内では、国内外の医療AIニュースや論文・研究成果・データセットをはじめ、AIモデルやプロダクト、開発技術の情報が共有されます。さらに、病院や臨床現場での実装事例、イベントや勉強会、公募情報、診療報酬やガイドラインなどの制度動向も扱われます。

参加対象は医師(診療科やキャリアは不問)および医療AIに関心のある医学生です。臨床、研究、開発、経営など関わり方は問われず、すでに取り組んでいる人のほか、これから関わりたい人も対象となります。
参加にあたっては申請ページのフォームから申し込みを行い、運営事務局による確認を経てLINEオープンチャットへ招待されます。医学生は申請時に学生証の画像が必要となるほか、医師にも確認書類の提出を求める場合があります。表示名はハンドルネームが可能ですが、診療科や立場を添える形式となっています。
参加ルールと代表者コメント

コミュニティの参加ルールとして、患者情報や未公開の研究、機密情報の投稿禁止、宣伝目的の連投の制限、外部転載時の配慮などが定められています。また、医療上の助言や診療判断を行う場ではないこと、運営判断で投稿の整理や参加制限を行う場合があることも明記されています。
代表取締役の長嶋 大地氏は、「医療AIは、遠くない将来に臨床の前提になると考えています。そのときに差がつくのは、知識の量よりも、どれだけ早く実物に触れ、現場での手応えをつかんでいたかです」とコメントし、参加する医師が情報を持ち寄って運営する場にしていきたい考えを示しています。
CARTEの概要
- 名称: CARTE(カルテ)/Clinical AI Research & Technology Exchange
- 運営: 株式会社GENSHI AI
- 形式: LINEオープンチャットを使ったオンラインコミュニティ
- 対象: 医師、医療AIに関心のある医学生
- 参加方法: 申請ページのフォームから申請。運営にて確認の上、ご招待します。
- 申請ページ: https://genshi.ai/carte
- お問い合わせ: contact@genshi.ai
株式会社GENSHI AIの概要
東京都千代田区に本社を置く株式会社GENSHI AIは、医師とエンジニアにより病院向けAIを開発する医療AIスタートアップです。医療機関向けの閉域LLM基盤「MedLocal」、医師向けエビデンス検索「CHUBEN」、医療用語に強い音声認識「GENSHI Voice」の開発を手がけています。
- 会社名: 株式会社GENSHI AI(GENSHI AI Inc.)
- 代表者: 代表取締役 長嶋 大地
- 所在地: 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1番地6-16 ヤマトビル405
- 設立: 2025年11月
- URL: https://genshi.ai
本記事は株式会社GENSHI AIの発表をもとに作成されています。
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