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Felo、タイのマヒドン大学のAI活用パイロットプログラムに参画

AI検索・リサーチプラットフォーム「Felo」を提供するFelo株式会社は、タイのマヒドン大学図書館・ナレッジセンター(Mahidol University Library and Knowledge Center)が実施する研究・教育・学習領域におけるAI活用のパイロットプログラムに参画する。本プログラムでは同大学の学生、教職員、研究者を対象にFeloの利用環境を提供し、文献探索から研究構想の整理に至るプロセスを支援する。大学図書館が主導する研究支援にAIツールを組み込むことで実際の有用性を評価するとともに、学術的誠実性に配慮した利用ガイドラインの整備を推進する方針だ。

文献探索から研究構想の具体化までを支援

実証では研究の初期段階を中心にFeloを活用し、文献探索から構想整理までのプロセスを支援する。具体的には、関連する学術論文や書籍などの探索、複雑な概念の理解や異なる見解の比較、資料の要点整理、研究課題の具体化やアウトライン作成などが対象となる。

Feloの多言語検索機能により、母語による質問から世界中の異言語情報へのアクセスが可能となる。利用者は回答に明記される参照元をもとに自ら原資料を確認し、研究との関連性を検討できる。なお、FeloのAIは情報の探索と整理の支援に特化し、最終的な解釈や学術的判断は研究者自身が担うとしている。

マヒドン大学図書館・ナレッジセンターは、Feloのチームおよび現地の導入支援パートナーと連携し、学術活動における倫理的かつ透明性のあるAI利用に向けたガイドラインや研修資料、推奨される利用方法を整備する。

出典の正確で適切な引用や主体的な批判的思考、学術的誠実性を重視し、AIは補助ツールと位置付ける。厳密な学術的検証や専門知識、教員による指導を引き続き重視したうえで、利用者が原資料を確認し、生成された要約を批判的に検討できるよう支援を行う。

多角的な効果検証と今後の展開

実証期間中は、ユーザビリティや現場での有用性、利用上の限界に関する意見を広く収集する。あわせて、学問分野や学修段階の違いを踏まえ、研究効率や学習成果、利用者満足度への影響を多角的に評価する。

これらの評価結果は、今後の利用形態や研修の更新、図書館サービスやデジタル研究基盤へのAIの継続的な組み込みに関する提言に活用されるほか、情報リテラシー教育にAIリテラシーを取り入れる際の検討材料として役立てられる。

マヒドン大学はバンコクに本部を置くタイ王国の国立大学である。マヒドン大学図書館ナレッジセンターは、紙媒体および電子資料の提供、専門的な研究支援、学習スペースの提供などを通じて学内の知識創造と学際的な連携を支えている。

FeloはAI検索、情報整理、文書生成、プレゼンテーション作成、AIエージェントなどの機能を備えたプラットフォームを展開している。提供されている主な製品と機能は以下の通り。

  • Felo AI Search and Research:多言語での情報探索、参照元付きの回答、調査レポートの作成、プレゼンテーションやマインドマップの出力。
  • Felo Agent:論文分析、知識の調査、企業調査、文書作成などのタスクを支援するAIエージェント。
  • Felo LiveDoc:文書、スライド、表、ウェブ資料をまとめ、AIとの共同作業を支援するビジュアルワークスペース。
  • Felo Enterprise:組織の利用者管理とSSOに対応。企業顧客のデータを自社AIモデルの学習に使用しない方針を公表している。

関連リンク:

  • マヒドン大学図書館ナレッジセンター:www.li.mahidol.ac.th
  • Felo:https://felo.ai/ja/search

本記事はFelo株式会社の発表をもとに作成されています。

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