福井県の伝統工芸をアップデートする商品開発プロジェクト「F-TRAD」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞
福井の工芸開発プロジェクト「F-TRAD」が2026年度グッドデザイン賞を受賞 CATEGORY: ビジネス
福井県の伝統工芸を現代のライフスタイルに合わせてアップデートする商品開発プロジェクト「F-TRAD(エフトラッド)」が、2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。
同プロジェクトでは、職人とデザイナーの関係性を丁寧に設計し、媒介者が間に入って協働を生み出す仕組みなどが評価された。受賞に合わせ、「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」の丸の内店やオンラインストア、東京ミッドタウンのPOPUP STOREで商品の期間限定販売も行われる。
職人とデザイナーをつなぐ協働の仕組みを評価

審査では、伝統工芸とデザイナーの関係性そのものを丁寧に設計している点が高く評価された。産地とデザイナーの間に媒介者が入り、双方の理解をつなぎながら協働を生み出していく仕組みが先進性として挙げられている。審査委員は「始まって数年の活動だが、10年、20年と続くことで、福井の新たな地域資産を生み出す起点となるプロジェクトだと感じる」とコメントしている。
福井県には、国指定の伝統的工芸品が7品目(越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前焼、越前箪笥、若狭塗、若狭めのう細工)、県指定の郷土工芸品が29品目ある。F-TRADでは、県内の職人と県外を拠点とするデザイナーが協働し、歴史や技術を踏まえながら現代の暮らしに合わせた新商品を開発している。
福井県商業・市場開拓課伝統工芸室の委託を受けてプロジェクトディレクションを担う合同会社ツギ(TSUGI)が間に入り、産地ツアーや中間発表会を通じて対話を促す。2022年度の開始以来、4年間で延べ27社が参加し、48商品を開発した。
プロジェクトは、職人とデザイナーが新商品を開発する「F-TRAD MADE」と、コンセプトを体現する既存商品を認定する「F-TRAD FOUND」の2つの取り組みで構成されている。2026年度は越前漆器、越前和紙、若狭塗、越前和蝋燭、三国提灯の事業者6社とデザイナーが6チームを結成し、来年春頃の発表に向けて開発を進めている。
都内店舗や東京ミッドタウンで受賞記念の限定販売を実施
受賞に合わせ、2026年度グッドデザイン賞の受賞商品を販売する「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」の受賞特集およびPOPUP STOREでF-TRADの商品が取り扱われる。
販売概要は以下の通り。




「デザインのいまを手に入れよう ~2026年最新グッドデザイン賞受賞特集~」
- 期間:2026年10月15日(木)~12月1日(火)
- 販売場所:GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA 丸の内店およびオンラインストア
「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA POPUP STORE」
- 期間:2026年10月31日(土)~11月4日(水)
- 時間:11:00~20:00(※10月31日は22:00閉場、11月4日は18:00閉場予定)
- 会場:東京ミッドタウン・ガレリア B1F アトリウム
- 運営:野原グループ株式会社
店頭では、「NON 日本酒モダン酒器セット(曽明漆器店)」や「ボンボニエール あわじ結び(越前漆器株式会社)」、「SUKURO」シリーズ(丸和)などの商品が扱われる予定となっている。
- 社名:TSUGI llc. (合同会社ツギ)
- 所在地:〒916-1222 福井県鯖江市河和田町19-8
- 代表:新山直広
- TEL:0778-65-0048
- FAX:0778-42-6335
本記事はTSUGI llc.の発表をもとに作成。
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