美術館・博物館に行く人は4割超 チケット代の高さや混雑に不満も
株式会社クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に実施した「美術館・博物館に関する調査(2026年)」の結果を公表した。美術館や博物館に行く、または行ってみたいと回答した人はそれぞれ4割を超え、特に60代で高い関心が示されている。一方で、入場料の高さや館内の混雑を困りごととして挙げる声も上位に並んだ。



行く・行ってみたい人は4割超、自発的に行く層は1割半ば


美術館・博物館へ自発的に行く人は、2024年と同様にいずれも1割半ばとなった。「誘われれば行く程度」「あまり行かないが、これからは行ってみたい」も含める、行く・行ってみたい人は美術館で44.9%、博物館で47.3%となっている。年代別では60代の関心が最も高く、美術館・博物館に行く・行ってみたい人は5割半ばに達した。
興味のある展示内容は年代で違い
興味がある展示・内容は、「海外の有名な美術館・博物館の所蔵品の公開」「国宝の展示」が上位となった。「海外の有名な美術館・博物館の所蔵品」は年代が上がるほど関心が高い一方、「期間限定の特別展やイベント」は若い年代ほど高く、年代によって違いがみられる。
建物や庭園の鑑賞、自分のペースでの観覧が人気
見方・楽しみ方は、「美術館・博物館の建物やインテリア、庭園なども楽しむ」「気に入ったものは、時間をかけて見たり、戻って何度も見る」「一人で見に行き、自分のペースで鑑賞する」がTOP3となった。「見たい作品や展示物を中心に、効率よく鑑賞する」は年代が上がるにつれて高く、60代では3割を超えている。
なお、お気に入りの美術館・博物館として「東京国立博物館」「足立美術館」などがあがり、展示物の充実や庭園・建物の美しさが評価されている。
困りごとは入場料や混雑、40代はグッズ価格への指摘も
困ること・気になることは、「入場料やチケット代が高い」が34.6%で最多となり、「人気の展示は混雑していて、ゆっくり鑑賞できない」「人が多いと、作品や展示物が頭越しにしか見えない」と混雑に関する不満が続いた。「人が多いと、作品や展示物が頭越しにしか見えない」は40代・60代で4割前後に達し、40代では「商品やグッズの価格が高い」「事前予約や日時指定しても混んでいる」も他の年代より高めとなっている。
調査概要
本調査は、東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24Fに本社を構え、五十嵐 幹氏が代表取締役社長を務める株式会社クロス・マーケティングが実施した。調査の概要は以下の通り。
- 調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
- 調査地域:全国47都道府県
- 調査対象:20~69歳の男女
- 調査期間:2026年10月9日(金)~12日(月)
- 有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
本記事は株式会社クロス・マーケティングの発表をもとに作成。
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