子育てママの8割以上が仕事と家庭の両立に悩み

株式会社はぐくみプラスが、共働きの20〜50代の子育てママ101名を対象に「仕事と家事・育児の両立」についてアンケート調査を実施した。その結果、83.2%のママが仕事と家事・育児を両立するうえで悩みを抱えていることが明らかになった。

仕事に関する悩みでは、「子どもの体調不良や緊急時の対応が取りにくい」が54件と最多だった。続いて「仕事に打ち込むことができない」が33件、「有給休暇や休みが取りづらい」が19件と続いた。ママたちは、時短勤務や病児保育の活用、職場の上司や同僚とのコミュニケーションを通じて、これらの悩みに対処しているようだ。

一方、育児や家事の悩みでは、「満足に家事ができない」が49件でトップ。次いで「子どもと過ごす時間が少ない」が37件、「パートナーの協力がない・少ない」が19件だった。ママたちは時短家電の活用や、休日に子どもとの時間を確保するなどの工夫をしている。

パートナーの協力については、63.4%のママが「協力してくれる」と回答。家事・育児の分担割合は「ママ:パパ=8:2」が最多で、理想としては「今のままで良い」「5:5」という意見が多数を占めた。

共働きで働くママの91名が「仕事を続けたい」と回答。その理由には経済面だけでなく、社会とのつながりや自分の居場所といったメリットが挙げられた。