桑原組が社員家庭の廃食油を回収 橋本燃料と連携しバイオディーゼルに再生へ
滋賀県高島市の総合建設業者である株式会社桑原組は、社員の家庭などで発生する使用済み食用油の社内回収を2026年9月より新たに開始したとしている。回収された廃食油は同市今津町の有限会社橋本燃料へ届けられ、バイオディーゼル燃料へと再生される。再生された燃料は自社工場やグループ企業の事業現場で活用されており、地域内での資源循環が進められている。
社員家庭の廃食油を回収しバイオディーゼル燃料に再生


桑原組では社内に使用済み食用油の回収BOXを設置し、家庭などで発生した廃食油を持ち寄る取り組みを行っている。集められた廃食油は高島市今津町の橋本燃料へ運ばれ、同社によってバイオディーゼル燃料へと生まれ変わる。これまで廃棄されていた食用油を資源として回収し、地域企業の技術を生かして新たなエネルギーへと転換している。

再生燃料を自社の工場やグループのゴルフ場で活用
再生されたバイオディーゼル燃料は、アスファルト合材工場で材料投入を行うタイヤショベルや、アスファルト合材を加熱・製造する設備の稼働用燃料として使用されている。さらに、桑原組が所属する企業グループのゴルフ場で使われる管理用トラクターなどでも利用されている。単に回収や再生を行うだけでなく、実際の事業現場で燃料として消費することで、資源の有効活用が図られている。

地域内で循環するエネルギーの仕組みを構築
桑原組は橋本燃料が製造するバイオディーゼル燃料を以前から事業活動で使用していたが、今回は社員から回収した廃食油を原料として供給する仕組みへと広げた。
有限会社橋本燃料の代表取締役社長である橋本 翔太氏は、地域で発生した廃食油を地域で燃料に変え、事業現場で使うというサイクルについて、製造から使用まで顔が見える範囲でエネルギーが循環していると語っている。
また、株式会社桑原組の副社長を務める桑原勇人は、回収した資源が再び自分たちの仕事の現場に戻ってくるサイクルを構築することに意義があるとし、環境への取り組みを身近に感じる契機になっているとしている。
株式会社桑原組の概要
- 会社名:株式会社桑原組
- 所在地:滋賀県高島市
- 代表者:代表取締役 桑原 勝良
- 事業内容:総合建設業(建築工事・土木工事・建設資材製造販売 等)
- 設立:1959年(昭和34年)
- URL:https://kuwahara-group.com/
本記事は株式会社桑原組の発表をもとに作成されています。
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