手洗い1日10回以上の78.3%が手荒れ経験 保湿ケア実践は34.0% 調査
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、日常的に手洗い・アルコール消毒を行っている全国の20〜60代の男女300名を対象に、手洗い・アルコール消毒習慣と手荒れに関する意識調査を実施した。調査の結果、1日10回以上手を洗う人の78.3%が手荒れを経験している一方、手洗い直後に保湿ケアを行っている人は34.0%にとどまる実態が明らかになった。また、手荒れがあっても82.7%が手洗い・消毒を控えることに抵抗を感じているものの、皮膚科を受診する人は18.3%にとどまり、65.7%が市販薬で対処している現状も示されている。
頻繁な手洗い・消毒で7割以上が手荒れを経験
調査では、1日に10回以上手洗いまたはアルコール消毒を行う人が全体の39.3%に上った。過去1年間で手洗いやアルコール消毒が原因と思われる手荒れを「頻繁に」または「時々」経験した人は合わせて71.7%に達している。
特に手洗いや消毒の頻度が高い層においてトラブルが多く見られ、1日10回以上手洗いをする層では78.3%が手荒れを経験していた。



手洗い直後の保湿は34.0%にとどまり市販薬対処が主流

手洗い・アルコール消毒後のケア状況について尋ねたところ、手洗い直後に保湿ケアを行っている人は34.0%にとどまった。
手荒れが生じた際の対処法(複数回答可・主な対処法)としては市販品への依存度が高く、市販薬での対処が65.7%を占めたのに対し、皮膚科を受診する人は18.3%にとどまっている。
8割以上が手荒れでも感染症対策を優先
手荒れがあっても手洗い・アルコール消毒を控えることに抵抗を感じるかという質問では、82.7%が「抵抗を感じる」と回答した。感染症対策への意識の高さから、手肌の荒れを抱えながらも衛生習慣を優先せざるを得ない利用者の状況がうかがえる。
医師が指摘する手肌ケアと皮膚科受診の目安
アイシークリニックの髙桑康太医師は、「感染症対策をやめる必要はなく、『洗ったらすぐ保湿』の習慣化と、症状が続く場合の早期受診が重要です」と指摘している。手洗い直後のまだ手が湿っている状態で保湿剤を塗ることや、保湿成分配合のアルコール消毒剤の選択、水仕事時のゴム手袋着用などが日常ケアとして挙げられている。
また、市販薬を2週間使用しても改善しない場合や、ひび割れ・出血がある場合、強いかゆみで生活に支障がある場合などは、慢性化を防ぐためにも早期に皮膚科を受診することが推奨されている。
調査概要
- 調査対象:日常的に手洗い・アルコール消毒を行っている全国の20〜60代の男女
- 調査期間:2026年9月28日〜10月7日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象人数:300名
本記事は医療法人社団鉄結会(アイシークリニック)の発表をもとに作成しました。
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