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ホロラボが首都高のプログラムに採択 ローカル5G活用した技術検証進める

株式会社ホロラボは、首都高速道路株式会社のオープンイノベーションプログラム「首都高 Open Innovation Challenge -Local 5G Open Lab-」に採択されました。2026年9月18日に首都高から発表され、同月から首都高のローカル5G環境を用いた技術検証を進めています。企業向けAXサービスを活用し、道路インフラ分野における日常の運用保守と災害時対応の高度化を目指します。

65件の応募から6社が採択、ローカル5Gのユースケース確立へ

本プログラムは、首都高がこれまで接点のなかった多様な業界や業種とのイノベーションチャレンジを目指すアクセラレーションプログラムです。募集は株式会社eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」で2026年4月6日から5月18日まで行われ、65件の応募の中から6社が採択されました。採択企業は2026年9月から順次、実証を始めています。

ローカル5Gを次世代通信基盤の有力な選択肢として検討し、災害時や平常時のユースケースを確立することが目的です。「現場と管制をリアルタイムに繋ぐ情報の高度化」「災害時・非常時の作業負担を軽減し、通行止め時間を最小化」「より迅速かつ低リスクで事故対応を実行できる非常用連絡手段の高度化」という3つのテーマが設定され、2026年度からは首都高のフィールドを用いた技術検証が行われています。

3DデジタルツインとAIスマートグラスを組み合わせた実証内容

これまで現場と管制室の情報連携は音声が中心でした。AIスマートグラスによる映像配信には低遅延と大容量が、3Dデジタルツインには大容量のデータ転送が必要であり、ローカル5Gは双方に適した通信環境とされています。本実証では、現場の情報をリアルタイムに共有できる状態をどこまで構築できるかを検証します。

検証は、ローカル5G環境下で主に2つの要素を組み合わせて行われます。

  1. 3Dデジタルツインによる一元可視化

対象区間の3D空間データからデジタルツインを構築し、管制側で現場の状況を一元的に把握できる画面を検証します。大容量な3D空間データに対し、ローカル5Gの大容量伝送を用いて現場の情報を遅れなくデジタルツインへ反映できるかを確かめます。基盤には「Xynapse AI for Enterprise」の空間基盤であるXRデジタルツインプラットフォーム「torinome」を使用し、現場は手持ちスキャンによる3D Gaussian Splattingで3D化します。

  1. AIスマートグラスによるリアルタイム映像伝送と遠隔支援

現場作業員が装着するAIスマートグラスの映像や音声をローカル5G経由で管制側へ伝送し、ハンズフリーのまま同じ視界を共有しながら音声で双方向にやりとりできる体制を検証します。

今後の展開とサービス展開の展望

今後の技術検証では、AIによる作業記録の自動化と意思決定支援を目指します。「Xynapse AI for Enterprise」が現場映像を解析して作業記録として構造化し、デジタルツインに紐づける仕組みを検証する計画です。さらに、蓄積した記録のナレッジとしての横展開や、管制側の判断を支える情報としての活用も見据えています。

ホロラボは本プログラムを通じて道路業界のスタンダードとなるユースケースの創出を目指すとともに、「Xynapse AI for Enterprise」を工場・プラント、建設、鉄道、自治体インフラなど、現場を持つ産業へ展開していくとしています。

Xynapse AI for Enterpriseについて

「Xynapse AI for Enterprise」は、次世代のスマートグラス×コンテクスチュアルAI、ロボット×フィジカルAI、3Dデジタルツインを組み合わせた企業向けAXサービスです。プラットフォームとコンサルティングを通じ、構想策定から実装・改善まで伴走支援します。2025年12月からBeyondge株式会社との業務提携のもとで提供しており、製造業を中心とした複数の企業で実証を重ねています。

torinomeについて

「torinome」は、「Xynapse AI for Enterprise」を構成する空間基盤となるXRデジタルツインプラットフォームです。3D都市モデル、BIM、3D Gaussian Splattingなどの3D空間データを、専門知識がなくてもWebブラウザやARで扱うことができます。(https://torinome.world/)

株式会社ホロラボ 概要

  • 正式名:株式会社ホロラボ
  • 英語名:HoloLab Inc.
  • 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田8-3-6
  • 代表者:中村薫(代表取締役CEO)
  • 設立日:2017年1月18日
  • 資本金:93,940,000円
  • ウェブ:https://hololab.co.jp

本記事は株式会社ホロラボおよび首都高速道路株式会社の発表をもとに作成しました。

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