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大阪・関西万博閉幕1年、ヨルダン・パビリオンの成果と各地での文化交流を公表

2025年10月13日に閉幕した大阪・関西万博から1年を迎え、ヨルダン・パビリオンの広報を担当した株式会社モダニスアンドカンパニーは、同パビリオンの成果と閉幕後も日本各地に広がる文化交流の取り組みをまとめた。184日間の会期中、ヨルダン・ハシェミット王国のヨルダン・パビリオンは高い評価を獲得した。その交流は閉幕後も引き継がれ、2027年に開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」へとつながっている。

来場者満足度総合第1位とBIE公式参加者褒賞を受賞

ヨルダン・パビリオンは、ぴあ株式会社が発行した『大阪・関西万博ぴあ完全攻略編』掲載の2,000人以上の来場者への出口調査に基づく「パビリオン満足度ランキング」において総合第1位に選ばれた。世界遺産ワディ・ラム保護区から運ばれた砂が広がる空間などを備え、会期中には最大240分待ちを記録した。

国際的にも評価を受け、2025年10月12日に開催されたBIEデー表彰セレモニーでは、博覧会国際事務局(BIE)の公式参加者褒賞2部門を受賞した。受賞内容は以下の通り。

  • テーマ解釈(Theme Development):モジュール型パビリオン部門金賞
  • 持続可能性(Sustainability):モジュール型パビリオン部門持続可能性賞

内田恭子氏やコシノジュンコ氏を迎えた展示空間での企画

会期中には、ヨルダンの自然や文化を紹介する特別なイベントも実施された。2025年9月7日には、フリーアナウンサーでマインドフルネストレーナーの内田恭子氏を迎え、特別イベント「ワディ・ラム砂漠にて、マインドフルネスで旅をするひとときを。」を開催した。参加者は「ゆるめる・ほどく・てばなす」をテーマに、素足に触れる砂の感触やホワイトセージの香りを通じて心と身体を整える時間を過ごした。

また、万博閉幕前日の2025年10月12日には、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏を迎え、同氏がプロデュースするファッションショを開催した。ヨルダンから運ばれた22トンの砂が広がる空間で、コシノ氏が手がけた衣装をまとったモデルたちが音楽やダンスを取り入れたパフォーマンスを披露した。

日本各地へ広がるヨルダン・キャラバンと展示物の継承

閉幕後、パビリオン関係者による「ヨルダン・キャラバン」は日本各地の50以上のイベントに参加し、地域社会との交流を継続している。

大阪府の万博記念公園では、2026年3月に世界遺産ワディ・ラムの砂と約6,000万年前の鉱石を用いた枯山水モニュメントが日本庭園に設置された。同年7月2日には「ヨルダン・キャラバン・プロジェクト」が開催され、伝統舞踊「ダブケダンス」の公演や演奏、料理の提供が行われた。

大阪府堺市では、伝統産業の「堺五月鯉幟」を取り入れたワークショップや、砂漠空間を茶室に見立てた「乾坤茶会」を実施した。2026年1月28日には展示物の譲渡に関する覚書が締結され、寄贈された砂は堺市の百舌鳥古墳群ビジターセンターで新たな展示物として受け継がれている。

徳島県では、2025年10月に展示物が譲渡され、あすたむらんど徳島で2026年10月10日から2027年3月22日まで特別展示「未来を紡ぐヨルダンからの贈り物~大阪・関西万博から徳島へつなぐ文化と交流~」が開催されている。また、上板町立高志小学校は内閣官房の「万博国際交流プログラム」でヨルダンのフィーファ小学校と交流し、2025年5月7日のヨルダン・ナショナルデーには児童約40人が国歌を披露したほか、2026年7月3日には児童33人が来訪した伝統音楽団・舞踊団と交流した。

鳥取県とは、鳥取砂丘と砂の共通点を契機に、2025年4月23日に平井伸治知事とシファ ズグール政府代表代行が「サンド・アライアンス(砂同盟)」の協定に調印した。2026年1月31日には鳥取県境港市の夢みなとタワーに「大阪・関西万博記念とっとりサンドパビリオン」が開設されている。

関係者の声とGREEN×EXPO 2027への展望

大阪・関西万博ヨルダン・パビリオン政府代表代行のシファ ズグール氏は、「大阪・関西万博は、ヨルダンにとって、私たちの歴史や文化、そして未来への希望を世界に伝える特別な機会となりました」と振り返り、人と人とのつながりや継続的な交流への感謝を示した。また、大阪・関西万博ヨルダンパビリオンPRエグゼクティブでヨルダン・ハシェミット王国観光大使の山田健仁氏は、「万博は終わっても、友情に閉幕の日はありません」と述べている。

万博で築かれたつながりは、2027年3月19日から9月26日まで神奈川県横浜市で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」(テーマ:「幸せを創る明日の風景」)へと引き継がれる。ヨルダンは同博覧会への参加を表明しており、2026年8月には公式参加契約の締結を発表している。

本記事は株式会社モダニスアンドカンパニーの発表をもとに作成。

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