SonarがOpenAIのディフェンスネットワークへ参画 サイバーモデル導入へ
SonarSource Japan 株式会社は、OpenAI Daybreak ディフェンス ネットワークへの参画を発表した。これにより同社は、OpenAI GPT Cyber Modelsの利用が可能となる。複数の自社製品に同モデルを導入し、AIを活用したサイバー防衛体制の強化を図る構えだ。
OpenAIの枠組み参画でサイバーモデルを活用
今回の参画は、サイバー防衛における共同の取り組みを呼びかけるOpenAIへの賛同を基盤とするもので、両者の継続的な連携をさらに深める狙いがある。Fortune 100企業の75%を含む22,000社超の顧客と、700万人超の開発者が利用するSonarは、この連携を通じてOpenAI GPT Cyber Modelsを複数製品に導入できるようになる。
ソフトウェア開発を高速化する技術の進化に伴い、攻撃側がシステムの弱点を特定して悪用する能力も高まっている。脆弱性が発見されてから攻撃に利用されるまでの期間が短縮化するなか、企業には本番環境へソフトウェアを投入する前に潜在的なリスクを取り除く対策が求められている。
こうした脅威に対し、Sonarは新たに作成するコードから稼働中のコードまで脆弱性の予防や修正を支援する「フロンティア・セキュリティ」を展開している。
同社は最先端のAI機能をエージェント中心の開発サイクル(Agent Centric Development Cycle:AC/DC)に組み込む方針を示している。自律型の脆弱性調査エージェントを通じてコードベースに弱点が入り込む前に対処するほか、検証済みリスクへの優先的な対応を進めることで、開発速度を維持しながら安全性を確保することを目指す。
SonarQube Hunter Agentへのモデル導入と推論プロセス拡充
Daybreak Defense Networkへの参加に伴い、Sonarはプラットフォーム「SonarQube」の一部として提供するエージェント型脆弱性調査ツール「SonarQube Hunter Agent」にOpenAI GPT Cyber Modelsを導入できるようになる。
これによりHunter Agentのガイド付き推論プロセスで活用可能なAI能力が拡充される。この仕組みは、最先端モデルの推論を通じて高い精度や一貫性を備え、監査可能な結果が得られるよう設計されている。
Sonarの戦略的成長分野 兼 研究所担当 上席副社長であるHarry Wangは、攻撃者がより高性能な技術を使って迅速に弱点を発見・悪用している現状を指摘したうえで、「セキュリティチームとアプリケーションを担当する開発チームには、このサイクルに先手を打つ力が必要です」と述べている。
SonarSource Japan 株式会社の概要
東京都千代田区に本社を置くSonarSource Japan 株式会社(日本代表:内田雅彦)の親組織であるSonarは、エージェント型コードのガバナンスと検証を手がける企業である。
- 本社所在地:東京都千代田区
- 日本代表:内田雅彦
- 中核プラットフォーム:SonarQube(毎日7,500億行を超えるコードを検証)
- 主な導入実績:Nvidia、ServiceNow、Booking.com、Goldman Sachs、AstraZeneca、Ford Motor Companyなどのチームを含む世界700万人超の開発者
- 評価:Gartner® Magic Quadrant™でリーダーに位置付け(※Gartnerは特定ベンダーや製品を推奨するものではない)
- 公式サイト:https://www.sonarsource.com/
本記事はSonarSource Japan 株式会社の発表をもとに作成。
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