Bリーグ千葉ジェッツ、史上初の二冠達成

千葉ジェッツがBリーグチームとして初めて東アジアスーパーリーグ(EASL)で優勝し、さらに同一週間中に天皇杯全日本選手権でも優勝を飾るという、史上初の快挙を達成した。この両大会でMVPを受賞したのは千葉ジェッツの富樫勇樹である。

EASLは東アジア各国の強豪チームが参戦し、日本、韓国、フィリピン、チャイニーズタイペイから選ばれた8チームが2つのグループに分けられ、ホーム&アウェーで対戦する。上位2チームが決勝トーナメントに進出し、優勝チームには約1億4800万円に相当する100万ドルの賞金が贈られる。千葉ジェッツはこの大会で8試合全勝し、見事優勝を果たした。

一方、天皇杯全日本選手権は、さいたまスーパーアリーナで開催され、千葉ジェッツは2年連続5度目の優勝を達成した。決勝戦では、15,385人の観衆の前で117対69というスコアで琉球ゴールデンキングスを破った。

これらの成果は、千葉ジェッツが地域、パートナー、そして全試合ホームゲームチケット完売やさいたまスーパーアリーナ、セブ島まで駆けつけてくれたブースターの強力なサポートのもと、厳しい環境下でのハードなスケジュールを乗り越えた結果である。千葉ジェッツは、今後も「地域愛着」を掲げ、千葉県を代表するクラブとして積極的に活動し、千葉から世界へと成長を続けることを目指す。

このような千葉ジェッツの活躍は、日本のバスケットボール界だけでなく、東アジア全体のバスケットボール界における日本の存在感を高めるものであり、今後のさらなる発展に期待が寄せられる。