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山川出版社、幕末維新史への招待 親幕府派人物編を2026年10月20日に刊行へ

神田外語大学(千葉市美浜区/学長:芦沢真五)外国語学部国際コミュニケーション学科の町田明広教授が編集した新刊『幕末維新史への招待 親幕府派人物編』が、2026年10月20日(火)に山川出版社より刊行されます。日本近現代史(明治維新史)を専門とし、同大学の附属研究機関「日本研究所」の所長も務める町田教授が編者となり、これまで十分に語られてこなかった幕閣・幕臣をはじめ、幕府と近しい立場にあった人物たちに光を当てています。小栗忠順、井伊直弼、徳川慶喜、近藤勇、孝明天皇など20人を取り上げ、「無為無策で、時代遅れ」といった従来のイメージとは異なる「幕末の幕府」像に迫る内容です。

3つの視点から読み解く親幕府派の人物像

本作は「幕末維新史への招待」シリーズの第4弾にあたります。前作『幕末維新史への招待 全国諸藩編』では、朝廷・幕府・諸藩の関係が変化した幕末期を全国19藩の動向から描き出しましたが、今回は視点を「人物」へと移しました。

取り上げる20人は、幕府の動向を左右した天皇・公家・将軍・一門、幕府を指揮した譜代大名、さまざまな分野から幕府を支えた幕臣という3つの視点に分類されています。それぞれの立場や行動、幕府との関わりを読み解く構成となっています。

幕府滅亡の必然性を問い直す編者の意図

編者を務めた町田明広教授は、幕末維新期を扱った一般向けの書物において、薩長を中心とした倒幕側の人物が存在感を放つ一方で幕府側の人物が後景に退かされてきた状況を指摘しています。近年の研究の進展を踏まえ、伝説化された人物は先入観を排して評価をやり直し、歴史に埋もれた人物は史料から実像を発掘することで、人物顕彰に陥らない新たな政治史の構築を目指したとしています。

町田教授は本書の役割について、「「幕末期幕府の再評価」という研究の潮流を一般の読者にわかりやすく届けるとともに、幕府の滅亡は本当に「必然」だったのかを改めて問い直すことです」としています。

書籍の概要

刊行される書籍の詳細は以下の通りです。

  • 書名:『幕末維新史への招待 親幕府派人物編』
  • 編集:神田外語大学教授 町田明広
  • 発行:山川出版社
  • 体裁:四六・256 ページ
  • 価格:本体 1980 円(税込)
  • 発売:全国書店
  • 発売日:2026年10月20日(火)
  • ISBN:978-4-634-15273-1

神田外語大学 日本研究所について

神田外語大学は外国語系の大学でありながら、世界の人々と対話する上で不可欠な日本の歴史や文化を学び、学生が日本への理解を深めることを目的として、1992 年に「神田外語大学 日本研究所」を設立しました。日本の文化や社会、歴史、思想、美術などを専門とする日本人・外国人教員の多様性を生かし、各種テーマを設定した共同研究や講演会などを実施しています。

本記事は神田外語グループの発表をもとに作成されています。

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