オレンジの実、在宅介護体験記出版へ向け10月10日よりクラウドファンディング開始
千葉県千葉市で家族介護者支援事業に取り組むケアラーサポート オレンジの実(代表:岩瀬美菜子)は、代表自身の実父の在宅介護体験を綴った『父と私の最後の八十日』を2027年1月に出版します。出版に先立ち、2026年10月10日(土)よりクラウドファンディングを開始します。介護福祉士として約20年間の現場経験を持つ代表が直面した困難と社会的孤立の経験を共有し、家族介護者を孤立させない社会の実現を目指すとしています。
在宅介護における負担の現状と孤立の背景
厚生労働省『2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況』Ⅳ 介護の状況によると、在宅で家族を介護する「同居の主な介護者」うち、介護時間を「ほとんど終日」と回答した割合は、要介護4で48.5%、要介護5では54.2%に上ります。家族介護者にかかる時間的負担の大きさが示される中、代表の岩瀬美菜子氏も実父の介護において「支える人が、誰にも支えられない」という状況に直面し、孤立を経験したことから家族介護者を支えるサービスの必要性を実感したとしています。

書籍『父と私の最後の八十日』の出版意図


岩瀬氏は介護福祉士として介護現場や人材育成に携わり、通算1,500回を超える研修を担当してきた経歴を持ちます。しかし、実父の家族介護では強い精神的負担を経験し、周囲に相談できず孤立しがちな家族介護者の現状を目の当たりにしました。家族介護で悩みを抱えながら誰にも頼れない人々の支えになりたいとの考えから、家族介護者を対象としたカウンセリングなどを提供するケアラーサポート オレンジの実を立ち上げ、今回の体験を書籍化することに至ったとしています。
書籍の出版に先行して実施されるクラウドファンディングでは、支援者への先行送付を行うほか、家族介護者が置かれている状況を社会課題として広く伝えることを目的としています。期間中には厚生労働省が定める11月11日「介護の日」も迎えます。

- プロジェクト名:「父と私の最後の八十日」出版プロジェクト ~家族介護をしている人の力になりたい~。
- 募集サイト:CAMPFIRE
- URL:https://camp-fire.jp/projects/969072/view
- 募集期間:2026年10月10日(土)〜 2026年11月30日(月)
- 目標金額:支援金額 30万円(All-in 方式)
ケアラーサポート オレンジの実は2025年4月に立ち上げられ、家族介護者を支えるため以下の事業を展開しています。
- 心理カウンセリング:オンライン相談やメール相談を通して、介護による精神的ストレスや不安を整理し、当事者の心に寄り添う個別サポートを提供。
- 介護保険外サービス:公的保険ではカバーできない見守り・外出同行・レスパイト目的の留守番などの実用支援。
- 企業・団体向けセミナー:介護離職防止や認知症理解をテーマにした講演・セミナー。

本記事はケアラーサポート オレンジの実の発表(および厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査の概況」)をもとに作成しました。
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