スペースデータ、都のTOKYO SUTEAM協定事業者に採択 起業支援へ
株式会社スペースデータは、東京都の「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」において、協定事業者(一般コース)として採択された。同社が運営する研究コミュニティ「シンギュラボ(Singulab)」を基盤とし、株式会社OMOYAおよびデジタルハリウッド大学と連携して先端技術人材の起業を支援する。事業化から法人設立、資金調達までを一気通貫で伴走する取り組みを展開する予定だ。
企業に眠る高度IT人材を創業へ導く支援プログラム
採択された提案「AI-Native Startup Ignition ―企業の組織内に眠る先端技術人材を、東京発スタートアップの創業者へ」は、生成AIの普及により少人数の技術人材でも大きな事業価値を生み出せる時代背景を踏まえて策定された。国内では高度IT人材の多くが企業組織にとどまり、創業に結びついていない構造的な課題があるとしている。
本取り組みでは、シンギュラボで実証してきたハッカソンや研究開発によるプロトタイプ創出を起点に、事業化や社会実装へとつなぐ支援パイプラインを構築する。支援は「動機醸成支援」「事業化支援」「市場アクセス支援」の3本柱で構成され、参加者が自身の知見とAIで事業を作る原体験を得るところから、実際の法人設立や資金調達まで継続的に伴走するとしている。
3者の強みを組み合わせた実施体制
事業の推進にあたっては、先端技術の社会実装を手がける株式会社スペースデータが代表事業者として全体を統括し、連携する2者とともに各分野の強みを活かした支援を提供する。
- 株式会社OMOYA:事業化講座の設計や講師、経営面のメンタリング、士業と連携した法人設立ハンズオン、デモデイ運営を担当する。
- デジタルハリウッド大学:新たな母集団の形成に向けた集客、ハッカソン審査、教員によるメンタリングなどを担当する。
本事業の協定金は成果連動型となっており、協定事業者が設定したKPIの達成状況や事業全体の成果に対する評価委員会の評価に応じて決定され、支援プログラムに充当される。
今後の展望と関係者のコメント
株式会社スペースデータ執行役員の小野寺悠輔(産業共創事業本部長・経営企画室長)は、今回の採択を受けて「シンギュラボで培ってきた学びと実践を、実際の起業へとつなぐ導線を、株式会社OMOYA、デジタルハリウッド大学とともに本格的に築いていけます」とコメントしている。同社は、先端技術人材が創業という選択肢に自然に踏み出せる環境を整え、東京発のスタートアップ・エコシステムの発展に貢献していくとしている。
関連組織および参画企業の概要
本取り組みの起点となるシンギュラボは、フィジカルAIやAIエージェント、宇宙、ロボティクス、仮想現実などの領域を扱うメンバーシップ型コミュニティである。なお、本事業のプログラム選考への参加は、シンギュラボ会員に限らず応募が可能となっている。
参画企業および関連組織の概要は以下の通り。
- 株式会社スペースデータ
代表:佐藤 航陽 所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 資本金:15億1300万円 事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究 URL:https://spacedata.jp
- 株式会社OMOYA
代表:代表取締役 猪熊真理子 事業内容:スタートアップ・起業家支援、新規事業・イノベーション支援、地域産業・地域課題解決支援、女性起業家支援、社会的インパクト創出支援 等
- デジタルハリウッド大学
開学:2005年4月 所在地:東京・御茶ノ水 URL:https://www.dhw.ac.jp/
本記事は株式会社スペースデータの発表をもとに作成。
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