Dellows News

STANDARD5COMMONS、アニマルウェルフェア意識調査結果を無料公開

一般社団法人STANDARD5COMMONSは、アニマルウェルフェア(動物福祉)や環境配慮に対する消費者の意識・行動意容を可視化するプロジェクト「AniWell Social Design Index(ASDI)」において、第1回となる消費者意識調査結果をまとめたレポートの無料ダウンロードを開始しました。日常的に食の安全や動物福祉・環境配慮に強い問題意識を持つ層を対象に実施されたもので、24時間で724票の回答を得ています。あわせて、調査データを活用したい企業向けの「SDGsコンセプトマーケティング」の事前ヒアリングなどの予約受付も開始しました。

第1回ASDI調査レポートの主な結果

調査は同団体が運営する独自のリサーチプラットフォーム「AniWell Social Design Index(ASDI)」において実施され、閲覧者の15.2%(業界相場3〜5%)にあたる724票の回答が24時間で集まりました。

集計結果によると、アニマルウェルフェア(AW)配慮・放牧乳製品の購入について、「価格が高くても選びたい(62%)」と「条件(価格差)による(29%)」を合わせて91%が購入に前向きな姿勢を示しました。購入意欲を刺激するパッケージのメッセージとしては「放牧風景とAW認証の表記(46%)」が最多で、次いで「環境改善につながる表記(29%)」となりました。追尾調査では、「環境」という言葉の77%が「地球環境」ではなく「牛の直接的な飼育環境・福祉」と捉えられていることが判明しています。

実額調査(N=48)における価格受容性では、「+200円までの上乗せ」であれば全体の66.6%(約3分の2)が受容可能という結果が出ており、+100円前後が最も現実的なボリュームゾーンとなっています。定性分析では精神的付加価値の重視や、従来飼育との違い・具体的根拠を提示する企業の姿勢が求められていることなどが浮き彫りになりました。レポート内では、実際の飼養環境と宣伝イメージのギャップによるブランド失墜リスクや、現場改修に2〜3年を要するリードタイムリスクなど、早期の概念検証(PoC)の重要性についても考察されています。

PR TIMESおよびGoogleの支援プログラムに採択

同団体は、アニマルウェルフェアと農地脱炭素を軸とした循環型農業モデルの確立を目指す取り組みを広げるため、外部プログラムへの採択とパートナーシップ締結を発表しました。

株式会社PR TIMESが提供する「非営利法人サポートプログラム」に採択され、提供される広報インフラを活用して現場の実証データや消費者の購買意向・意識に関する一次データの発信に取り組みます。

また、Googleの公式プログラム「Google AdGrants」にも採択されました。これにより、月額10,000ドル(約150万円相当)規模の検索広告インフラを無償活用できる体制が整い、実証データ(ASDI)の周知や「SDGsコンセプトマーケティング」の展開を推進する方針です。

事業者向けオーダーメイドコンセプトリサーチの提供

商品企画や仕様、価格設定、広報ストーリーに関する初期反応を検証する事業者向けサービス「オーダーメイドコンセプトリサーチ」の事前相談の受付も行われています。

  • 提供開始日:2026年10月21日(水)〜(順次個別のヒアリングを実施)
  • 特徴:企業の仮説に応じた独自設問(1〜3問)をInstagramストーリーズ等で24時間実施後、24時間以内に結果速報を提供
  • 活用場面:発売前商品のニーズ検証、社内稟議やCSR/IR発信の根拠データ獲得、アニマルウェルフェア対応商品の受容性調査など

申し込みはWebフォームより受け付けており、事前ヒアリングシートの確認後、面談が順次案内される流れとなっています。

本記事は一般社団法人STANDARD5COMMONSの発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間