アニージャ湘南選手によるフットサル教室開催

神奈川県茅ヶ崎市に拠点を置く特定非営利活動法人Ocean’s Loveは、運営する放課後等デイサービス「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」のプログラムの一部として、湘南エリアをホームタウンとする女子フットサルクラブ「アニージャ湘南」の選手4名を講師に迎えたフットサル体験教室を開催した。この教室は、知的障がいや発達障がいなどを持つ子どもたちが参加し、スポーツを通じて協調性やチャレンジ精神、コミュニケーション力を育むことを目指している。

アニージャ湘南との交流はこれまでにもあり、選手やスタッフがサーフィンプログラムのサポートボランティアとして参加したり、ホームゲームに子どもたちを招待するなどしてきた。今回のフットサル体験教室はその一環で、昨年に続き2回目の開催となった。

参加したのは小学1年生から高校2年生までの9名の子どもたちで、選手たちから直接指導を受けながらパス練習やシュート練習を行った。その後、2チームに分かれてゲームを行い、途中からは選手も参加して一緒にプレーする楽しさを体験した。

体験教室の終了後には、選手たちから子どもたちへフットサルやスポーツを楽しむ上でのメッセージが贈られ、子どもたちからはお礼のメッセージボードがプレゼントされた。選手たちと一緒にボールを蹴る時間は、子どもたちにとって貴重な思い出となった。

Ocean’s Loveは今後も、子どもたちがアスリートと一緒にスポーツを楽しむことを通じて、本当の意味での“スポーツマン”を目指すことをテーマにしたスポーツ体験教室を開催していく予定だ。

アニージャ湘南は、2009年に茅ヶ崎で設立され、これまで神奈川県女子フットサルリーグや関東女子フットサルリーグで活躍。2022シーズンは11戦全勝で優勝し、全国大会でも優勝。2023-2024シーズンからは国内最高峰の「日本女子フットサルリーグ」に参入する。

一方、Ocean’s Loveは2005年から知的障がい児・発達障がい児のサーフィンスクールを開催し、全国13ヶ所で約2,000名の児童、約8,000名のボランティアが参加。放課後等デイサービスの運営や就労支援プロジェクト、チャリティグッズ販売なども行っている。