2年間の学びを経て見えた新しい表現

「これまでのクリス・ハートでは表現できないものがありました」。クリス・ハートは、2018年からの2年間の活動休止期間中、バークリー音楽大学（ボストン）でプロデュースや作曲を学んだ。その経験が、新プロジェクト立ち上げのきっかけとなった。

プロデューサーとしての成長

学びを経て制作した2021年のアルバム「COMPLEX」では、有名ベーシストのネイザン・イースト氏を迎え、AOR（アダルト・オリエンテッド・ロック）やロック色の強い楽曲を手がけた。「自分にしかないサウンドを確認できた」とクリスは振り返る。

一方で、バラード歌手としての「クリス・ハート」というイメージも大切にしたいという思いがあった。「両方とも自分の考えで、自分の手でやりたい。でも、日本でバラードを歌ってきたクリス・ハートのイメージも変えたくない」

新プロジェクトで広がる表現の幅

この葛藤から生まれたのが、今回の新プロジェクト「Starlite Club」だ。活動休止前から、ダンスボーカルグループの楽曲をカバーするなど、新しいジャンルへの挑戦も増加。そうした経験を通して今までのジャンルにない曲でも歌えることがわかり、自分だったらどんな曲になるのか気になっていたという。

11月1日にリリースされたシングル「Tokyo Nights, Tokyo Lights」には、英語の楽曲も収録。「日本の歌詞とメロディは好きだけど、時には表現できないところもある。そういう時は洋楽っぽいスタイルが大事」とクリスは説明する。

アメリカでの音楽活動時代から日本語で歌い続け、来日後は英語での歌唱も求められるようになった経験。その両方を知り、セルフプロデュースの面でも知見を得た今だからこそ見えてきた、新しい音楽表現への挑戦が始まる。

クリス・ハートofficialサイト
https://chris-hart.jp/

＜ライブ情報＞
「クリス・ハート Hart to Heart 2025」 
2025年5月31日(土)
会場 : I’M A SHOW（東京都）
開場 18:00 / 開演 18:30    
2025年6月1日(日) 
会場 : I’M A SHOW（東京都）
［1部 昼］開場 13:00 / 開演 13:30  
［2部 夜］開場 18:00 / 開演 18:30 
チケット購入はこちら→ https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D2040039

＜楽曲視聴はこちら＞
https://linkco.re/xTDFpXR6

＜クリス・ハートYouTube＞　
https://www.youtube.com/@ChrisHart_Songs