ソフトウェア開発を支援する「チーム派遣サービス」開始

SOLIZE株式会社は、組み込み(IoT)やエンタープライズ領域におけるプロジェクト支援サービス「チーム派遣サービス」を開始した。近年、ソフトウェアの需要が急速に増加し、その重要性が高まっている中、システム開発の大規模化や新技術の導入、スクラム開発の導入など、開発の複雑化・高度化が進んでいる。そのため、大規模なシステムを迅速かつ高品質に開発することが求められている。

一方で、プロジェクトマネージャーやリーダーの業務が多忙化し、開発者の責任範囲が曖昧になるなどの課題も生じている。SOLIZE株式会社は、これらの課題解決を目指し、チーム体制での派遣サービスを開始した。

このサービスでは、プロジェクトリーダーと設計、実装、テストのフェーズに対応するエンジニアによるチームを編成し、プロジェクトをサポートする。プロジェクトリーダーを中心に、メンバー間の意思疎通を図ることで、開発効率の向上を目指す。

チーム派遣サービスを活用することで、プロジェクトリーダーによるメンバーの労務管理や育成教育により、離職率の低下や出勤率の向上が実現でき、業務改善や品質向上につながる。また、クライアントの指揮命令系統を残しつつ、プロジェクトリーダーへの業務指示により、各メンバーへの指揮命令が可能となり、プロジェクトの遂行がスムーズになる。さらに、チーム派遣を通じてプロジェクトの標準化やメンバーの安定化を進めることで、支援内容を業務委託に切り替えることも可能だ。

SOLIZE株式会社は、車載機器やデジタル機器など、身近な製品へのエンジニアリング事業に長年携わってきた経験と、培ってきた技法や技術、豊富な人材を活かし、金融系をはじめとしたエンタープライズ領域や組込み(IoT)機器等のシステム開発において、さまざまなニーズに対応していく方針だ。