全日本フィギュア選手権、大阪で開催決定

2024年12月19日から22日まで、大阪の東和薬品RACTABドームにて第93回全日本フィギュアスケート選手権大会が開催される。この大会は、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの各種目で日本一を決定するとともに、2025年のISU世界フィギュアスケート選手権大会、ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会、ISU四大陸フィギュアスケート選手権大会の出場権をかけた最終選考会も兼ねている。

全国の地方ブロック大会から勝ち上がってくる選手と、国際大会で活躍している実力派スケーターが一堂に会するこの大会は、世界での戦いを目指す選手にとって特別な意味を持つ。また、自らの集大成の演技を最高の舞台で披露したいと願う選手にとっても、大きな目標となる大会だ。

競技日程は、12月19日の公式練習・開会式を皮切りに、20日に女子シングルと男子シングルのショートプログラム、21日にアイスダンスのリズムダンス、ペアのショートプログラム、男子シングルのフリースケーティング、22日にアイスダンスのフリーダンス、ペアのフリースケーティング、女子シングルのフリースケーティングが行われる。

チケットは全席指定で、アリーナSS席が17,000円、アリーナS席が13,000円、スタンドSS席が13,000円、スタンドS席が8,000円、スタンドA席が4,000円、車いす席が13,000円となっている。3歳未満の入場は不可で、3歳以上はチケットが必要だ。車いす席を利用する場合は、付き添いの方もチケットが必要となる。

チケットの先行抽選販売は9月28日から、一般発売は11月9日10時からインターネットで受け付ける。電話や店頭での申込みはできない。また、9月20日からは全国でブロック大会も始まるため、そちらにも注目が集まる。

主催は公益財団法人日本スケート連盟、主管は同連盟のフィギュア部委員会、協力は大阪府スケート連盟が務める。大会の詳細は公式ホームページで確認できる。