radiko、過去30日聴ける新サービス「タイムフリー30」を開始

radikoは、2010年12月にインターネットでラジオが楽しめるサービスを開始し、現在では民放ラジオ全99局の番組が聴ける配信サービスへと成長した。無料の「タイムフリー」機能では過去7日間以内に放送された番組が聴けるほか、月額385円の「エリアフリー」機能では全国のラジオ番組を楽しめる。

この秋、radikoは新たに「タイムフリー30」と「ダブルプラン」の2つの有料サービスを開始する。「タイムフリー30」は月額480円で、過去30日以内のラジオ番組を時間制限なしで楽しめるサービスだ。一方、「ダブルプラン」は月額865円で、「エリアフリー」と「タイムフリー30」の両方の機能を利用できる。つまり、エリア外の番組も過去30日間聴けるおトクなプランとなっている。

これらの新サービス提供にあたり、radikoは各民放ラジオ放送局と共創し、各権利団体、各個別権利者ならびに番組関係者の理解と協力を得たという。今後もradikoは、より多くのラジオ番組を放送後も楽しめるよう、新たなラジオの楽しみ方を提供していく方針だ。

なお、スマートフォンアプリからの新サービス申込み・利用については、約1週間から2週間をかけて段階的に公開される予定。これは「カナリアリリース」と呼ばれる手法で、新バージョンのアプリを従来バージョンと並行稼働させながら段階的に公開するものだ。

radikoは今後も、ラジオ番組とユーザーとの出会いの場を広げ、新たな音声コンテンツのファン創出とラジオ業界の発展を目指すとともに、ラジコを取り巻くすべての関係を繋ぐオーディオ・プラットフォームを目指し、サービスの開発・提案を継続していくとしている。