入浴剤の使用実態と選び方は? 654人に調査

美容プラットフォーム「LIPS」が、LIPSユーザー654名を対象に入浴剤の使用実態について調査を行った。調査の結果、約半数のユーザーが頻繁に入浴剤を使用していることが明らかになった。

入浴剤を選ぶ際に最も重視されるポイントは「香り」で、全体の32.7%を占めた。次いで「リラックス効果」が26.4%と高く、これらの要素が入浴体験を豊かにする重要な要因となっている。年代別では、10代・20代は「香り」を重視する層が40%ほどで、30代以降は「温浴・保温効果」を20%以上が重要視していた。

入浴剤を購入する際に参考にされる情報源は「レビューサイト」が36.0%、「SNS」が38.2%と多くの方がWeb上の情報を重要視している。また、「店頭の情報」も35.9%高い割合を示しており、オンラインとオフラインの情報源が共に重視されていることがわかる。

購入場所は「ドラッグストア」が全体の72.6%を占め、次いで「バラエティショップ」が13.9%、「オンラインショップ」が10.7%と続いている。

入浴剤に最も求められる効果は「疲労回復」で全体の35.5%を占め、次いで「リラックス」が34.1%と高い割合を示した。その他にも「美肌効果」や「肌の保湿」、「冷え性対策」などが求められており、健康や美容に対する意識の高さが伺える。

香りでは「フローラル系」が全体の27.9%で最も人気があり、次いで「シトラス系」が25.5%と高い支持を得ている。タイプ別では「炭酸ガス系」が全体の54.6%を占め、温浴効果やリラックス効果の高さから人気を集めている。

形状では「タブレット・固形」が全体の51.2%で最も人気があり、使いやすさや保管のしやす さが評価されている。次いで「顆粒・粉末」が37.5%と高い割合を占めている。

入浴剤を使って良かった点では「リラックスできた」が全体の52.9%を占め、次いで「疲れが取れた」が16.2%と続いている。入浴剤を用いることで温浴効果が向上し、リラックスや疲労回復につながっていることがわかる。

今回の調査から、入浴剤は日常生活の中で重要なリラックスツールや健康・美容のサポートアイテムとして位置づけられていることが明らかになった。

出典(『LIPS』調べ):https://lipscosme.com/rankings/257