ペアーズが男女の恋愛価値観を公開、本音マッチの回答から集計

恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカは、2024年8月7日に金銭感覚や家族観などプロフィールに書きにくい本音の条件や価値観でマッチングできる機能「本音マッチ」のペアーズユーザーが選んだ回答結果を男女別に集計し公開した。

「本音マッチ」は4月末に提供を開始した新機能で、16個の本音の項目から最大3つの回答(二択)をペアーズにだけ伝え、その非公開の本音をAIが分析し、相性の良い相手を毎日10人までおすすめするというものだ。本音が3つ一致する確率はわずか0.02%とのことだが、ペアーズは今後も「本音マッチ」の利用を促進し、奇跡のような確率で価値観がマッチする出会いを創出していくとしている。

集計データから読み解く恋愛の価値観としては、日常的な価値観では「日常的にランチに1000円以上使う」と「お互いの友人との関係」で男女ともに回答が半々に分かれた。人生設計に関わる価値観には男女差があり、お互いの両親や家族とのコミュニケーションについて女性の60%が「距離を置きたい」、子どもがいる人生について「いなくても楽しい」との回答が女性の32%、男性も22%に上った。

勘違いされやすい “愛情表現” の実情としては、男女ともに「スキンシップ」について90%以上が「できるだけしたい」と回答する一方、「人前でイチャイチャすること」については女性の80%が「やめてほしい」と回答した。

また、自立した女性が男性の肩の荷を下ろすかもしれないという結果も。お金の使い方は女性の過半数が「財布は別々」を希望し、二人で一緒にいるときの決断について「自分がリードしたい」と回答した女性が約7人に1人に上った。

ペアーズ リサーチディレクターの工藤彩乃氏は、些細なすれ違いが積み重なると疲弊してしまうため、しないで済むなら越したことはないという現代の恋愛観に「本音マッチ」は寄り添った機能だと述べている。