中小企業のAI人材育成を支援、研修プログラム「アイシル」提供開始

生成AIのコンサルティングサービスや受託開発を手掛けるリヴァイ株式会社は、2024年8月6日より中小企業向けの次世代型生成AI人材育成研修プログラム「アイシル」の提供を開始する。営業、マーケティング、エンジニアリング、人事、カスタマーサポートの5分野に特化したカリキュラムを展開し、各部門のAI活用スキル向上を総合的に支援する。

IT人材の不足が2030年に約79万人に達すると予測される中、AI人材の需要も急増している。リヴァイは、この成長市場で先駆的な役割を果たすべく、日本の中小企業の競争力を飛躍的に向上させる画期的なAI人材育成研修プログラム「アイシル」を開発した。

「アイシル」の革新的な特徴は、AIの基礎から応用まで段階的に学習できること、実際の企業の成功事例を通じて実践的なスキルを習得できること、AIプロジェクトをリードするために必要な知識とスキルを身につけられることなどだ。

研修は、各部門のニーズに合わせた5つの特化型カリキュラムで提供される。理論と実践のバランスの取れた内容で、業種特有の課題やニーズに合わせてカスタマイズされている。

他社での生成AI活用事例を基に、従業員の生産性向上、業務プロセスの最適化、顧客満足度の向上などの効果が期待されている。

研修は各プラン5時間×2日間で、オンラインまたはオフラインで開催される。価格は1人あたり30万円(税別)だが、中小企業は厚生労働省の「人材開発支援助成金」を活用することで、研修費用の最大75%の助成を受けられる。

リヴァイは、国内中小企業への本格展開を皮切りに、サービスラインナップの拡充、国内大企業向けカスタマイズ研修サービスの開始など、段階的な展開を進める計画だ。これにより、国内の幅広い企業に革新的な生成AI人材育成ソリューションを提供し、急速な変化に適応できる人材の育成を支援していく。